豪華キャストが集結した家族の物語
16年から17年にMBCで放送された韓国ドラマの「江南ロマンストリート」です。
主演にキム・ジェウォン、イ・スギョン、イ・テファン、パク・ウンビン。
原題は「お父様、私がお世話します」になりますね。
自立した子供たちが実家に戻ってきたことから巻き起こる騒動を描いた家族ドラマです。
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— 韓スタ! (@KanStarpress) January 22, 2018
江南ロマンストリートの視聴率推移
前作は最終回で22.6%を記録した「オクニョ」ということもあり、良い流れでスタートしました。
しかし、初回9.7%という二桁に届かない数字となっていますね。
13話で9.2%という自己最低視聴率を記録しました。
14話以降は二桁推移で、37話で自己最高視聴率の16.1%を記録。
最終回50話は13.1%で、全話平均は11.5%という結果に終わりました。
前々作の「結婚契約」の全話平均視聴率が19.5%、前作の「オクニョ」が18.2%だったことを考えると、半減に近い数字です。
後続作の視聴率も伸び悩み、同枠ドラマの勢いを止めてしまったきっかけとなってしまいました。
※数字はニールセンコリア調べ
江南ロマンストリートの韓国での評価
同枠ドラマの特性上、安定した人気が期待されていましたが、韓国での評価は決して高いものではありません。
当初は温かい家族劇として期待されていましたが、次第に復讐劇の色が強くなってしまいました。
要するに、いつものマクチャンドラマになってしまったわけで・・・。
ホームドラマとしては刺激が強すぎ、復讐劇としてはストーリー展開が遅いという、中途半端なバランスが指摘されています。
ホームドラマの皮を被った復讐劇。マクチャン展開に疲弊した視聴者の本音
Namuwikiや現地メディアでも、話題性の低さや、辻褄の合わない脚本が惜しいポイントとして挙げられています。
メインストーリーと関係のないトラブルが頻発したことは、中だるみの原因に。
キャラクター崩壊が叫ばれる人物も複数いた点も、整合性がとれないポイントになります。
そもそも家族ドラマなのに、キム・ジェウォン演じるヒョヌの復讐劇になってしまい、家族のエピソードが弱くなったのはマイナスです。
マクチャンでも面白ければ良いのですが、出生の秘密などいつものパターンだったのも評判が悪いところ。
ちなみに脚本家のチョ・ジョンソンは、過去作でも当時の週末ドラマ枠でワーストに近い数字を記録しております。
地上波3局すべてで興行に失敗したという残念な経歴も話題に・・・。
過去作のSBS「私の心、きらきら」やKBS「愛を信じます」と同様、MBCで放送された今作でも視聴者の心をつかむことができませんでした。
名物脚本家と視聴者の距離感
今作はミニシリーズでもお馴染みのパク・ウンビンやイ・テファンが主要人物になります。
特にパク・ウンビンはスターに出世しているので、彼女を目当てに見始める方もいるかもしれません。
とはいえ、普段は16部作ぐらいのミニシリーズドラマを見ている視聴者にとって、50部作は非常に長いドラマになります。
その長い話数を埋めるためのストーリー展開が、「どこかで見たような復讐劇」になっているのが残念なところ。
そもそも16部作でも中だるみが指摘されるドラマが多いのですから、50部作ともなれば関係のないエピソードが増えるのは仕方がないのかな・・・。
ミニシリーズ慣れした目には厳しい?長編ドラマ特有の「古臭さ」と予算の壁
また、長編ドラマの場合はそれだけ予算がかかるので、いかにもなセットでの撮影や、演出も古臭いと感じる技術になってしまいます。
この点も普段、豪華な演出のミニシリーズを見ている視聴者からすれば苦痛な点でしょうね。
作品性というよりはキャスト目当てで見るドラマでしょうが、キャスト目当てであっても見るのが大変なところがあるかもしれません。
長さもそうですが、セットや映像技術の古臭さは気になるところでしょう。
江南ロマンストリートのOSTまとめ
It’s「Love Song(With 노르웨이 숲)」
Choco And Vanilla「Where I Need To Be」
HAENA「Please Look After Me Today」
ヨウン(MelodyDay)「My Love」
Man’s Avenue「Missing You (Soundtrack Version)」
Mose「Gloomy Eyes」
キヒョン(MONSTA X)「Isn’t A Sad Thing」
チャン・ヒヨン「Couldn’t Fall In Love Again」
The NuTs「The Last Love」
L.A.U「I Miss You, I’m Crying」
Who R U「Hello」
Dabit「If It Is a Dream」
The Daisy「바라보면 안돼요」
チョン・ソア「Ice Princess」
The Lime「Come To Me」
ウ・ヨニ「Really Miss You Today」
ファン・シヨン「I Told You I Love You」
ウ・イギョン「안돼요」
BBAhn「눈물 가득한 그 두 눈을 봤어」
Billy「There Must Be a Reason」
キム・デフン「아버지 그리 사신건가요」
イ・ドフン,Lydia「Love Stories」
Grape Jam「Days Like That」
Panini Brunch「마음 줄까? 말까?」
CherryBerry「고요하게 느껴지는 새벽」
Yuriae「Was It You」
アトリエの独り言
イ・テファンとパク・ウンビンのカップルは人気もあるので、二人のシーンだけを見れば癒やされる要素はあるのかもしれません。
ただ全体としては、おすすめできるかと言われると、韓国での評判を見るとおすすめしにくいところですね。
家族ドラマとしての温かさ、ドロドロとした復讐劇のどちらにも振り切れなかったことが、ドラマの停滞を招いた理由になると思います。
キャスト目当てで見るにしても長いドラマですし、普段から長編ドラマを見ている人でないと見るのも大変なドラマになると個人的には思います。
「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」のパク・ウンビンを見て「江南ロマンストリート」を見るのは、作品性のギャップも大きくて見づらいでしょうね。