王と宮女の切なすぎる愛を描いた究極の宮廷ロマンス
2021年にMBCで放送された韓国ドラマの「赤い袖先」です。
主演にイ・ジュノ、イ・セヨン、カン・フン。
自分が選んだ人生を守ろうとする宮女と、愛よりも国を優先しなければならなかった王の切ない宮廷ロマンスを描いた作品です。
『#赤い袖先』
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朝鮮の名君と、王が一途に愛した宮女が織りなす大ヒットロマンス時代劇💕
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赤い袖先の視聴率推移
| 回次 | 全国視聴率 |
|---|---|
| 1回 | 5.7% |
| 2回 | 5.6%(最低) |
| 3回 | 7.0% |
| 4回 | 7.5% |
| 5回 | 8.8% |
| 6回 | 9.4% |
| 7回 | 10.7% |
| 8回 | 10.5% |
| 9回 | 10.9% |
| 10回 | 10.2% |
| 11回 | 12.8% |
| 12回 | 13.3% |
| 13回 | 12.8% |
| 14回 | 13.0% |
| 15回 | 14.3% |
| 16回 | 17.0% |
| 17回 | 17.4%(最高) |
※データ出典:Nielsen Korea基準
初回は5.7%というまずまずの視聴率だった「赤い袖先」です。
2話の5.6%が自己最低視聴率なので、ほとんど数字を落としていません。
7話で10.7%と二桁を突破、最終回17話で自己最高視聴率17.4%を記録し有終の美を飾りました。
MBCのミニシリーズで二桁を突破したのは3年前の「悪い刑事」以来の出来事。
MBCといえば名作ドラマは生んでも視聴率の出ない放送局なのですが、今作は久しぶりに視聴率興行に成功。
ちなみに本来は16部作でしたが、人気もあり1話延長で17部作となっています。
※数字はニールセンコリア調べ
赤い袖先はつまらない?韓国でのリアルな評判と評価
今作のジャンルはロマンス時代劇。
ただ、ファンタジー要素の強いフィクションではなく、実在の歴史をベースにした「正統派の時代劇」として作られているのが大きな特徴。
韓国では何といっても、主演のイ・ジュノとイ・セヨンによる「圧倒的な演技力とケミ」に対して絶賛の声が上がっています。
特にイ・ジュノが演じたイ・サンは、これまでの時代劇のイメージを覆すほど繊細でカリスマ性にあふれていました。
懐疑論を覆したジュノのストイックな役作りと自立した宮女像
ジュノが演じたイ・サンは名だたる俳優が演じてきた人物なので、ジュノが演じることへ懐疑的な声もありました。
しかし、利き手ではない右手での箸の使い方をマスターするなどストイックな役作りもあり、多くの視聴者の心を掴みました。
また、単なる王と宮女の恋愛ドラマに留まらず、宮女側の視点を深く掘り下げた脚本も高く評価されています。
自分の意志で生きることが難しかった時代に、自立した生き方を模索するヒロインの姿が、現代の視聴者にも強い共感を呼びました。
BEN「Starlight Heart」
歴史がもたらす重すぎる結末と終盤のトーンダウン
一方で、ドラマの後半から終盤にかけて「展開が重すぎて見るのが辛い」といった指摘も見られます。
前半と後半でガラリとトーンが変わるため、視聴する側にもそれなりの「心の準備」が求められるところ。
前半の軽快で胸キュンするようなロマンスを期待していた視聴者にとっては、少し「疲れる」と感じる原因になってしまいました。
また、1話延長されて17部作になったことで、最終回付近のエピソードの詰め込み方に好みが分かれた部分もあります。
どうしても引き延ばしに感じるエピソードや、逆に急展開に感じられた部分もあり、1話延長には賛否があるところ。
実話ベースの過酷な運命とヒロインの態度に賛否が分かれる理由
実際の歴史ベースのドラマになっているところは時代劇ファンからは好評です。
一方で、それゆえの切な過ぎる展開も一部の視聴者から評価を落とした原因になりました。
要するに、作品の質が低いのではなく、あまりの切なさに「好みが激しく分かれる」ということですね。
裏を返せば、それだけ視聴者の没入度を高めた脚本の筆力があった証拠とも言える。
それよりも無視できないのは、イ・セヨンが演じたヒロインのドギムの頑なな態度です。
これが一部の視聴者には「もどかしさ」や「ストレス」につながり、批判につながっています。
イ・サンと比較して見える新しい時代の宮廷劇
同じ歴史上の人物であるイ・サンを主人公にした名作といえば、イ・ソジン主演のドラマ「イ・サン」が有名です。
イ・サンが全77話という長編の中で、王の政治的な業績やサクセスストーリーを壮大に描いた「正統派の英雄伝」だったのに対し、今作は全17話の中で2人の愛の葛藤にスポットを当てた「濃密なロマンス劇」です。
どちらも同じ歴史をベースにしていますが、「イ・サン」が国を背負う王の強さに焦点を当てていたのに対し、「赤い袖先」は王であるがゆえに愛を貫けない人間的な苦悩を深く描いています。
また、宮女を単なる従順な存在ではなく、ひとりの主体的な人間として描いた点において、赤い袖先は新しい時代の時代劇のスタンダードを作ったと言えます。
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アトリエの独り言
後半の展開には賛否分かれる部分もありますが、ウェルメイドドラマと言える完成度の高い作品となっています。
ちなみに日本でも好評なのですが、後半のストーリー展開やヒロインのキャラクター性には批判の声があります。
ジュノファンでも好みが分かれる?イ・セヨン演じるヒロインとの相性
個人的に韓国で評判の良いドラマは、おすすめするスタイルです。
ですが、それはジャンルとキャストが好きであることが大前提。
イ・セヨンが苦手な人にはおすすめがしにくいところがありますね・・・。
ジュノが好きだからこそ、イ・セヨンのキャラがもどかしく感じるところもあるでしょうから、単純にジュノ目当てでもおすすめがしにくい。
それでも名作評価なので、気になるなら見てみると良いドラマですね。
当時はロマンス時代劇がたくさん放送された時期ですが、その中でも「赤い袖先」が代表的な成功作ですから。


