静かな生存者チェ・ミナ、その強さと隠された悪意の顔
韓国ドラマ「夜になりました」の登場人物であるチェ・ミナです。
ミナを演じているのはカン・ソル。
カン・ソルは本物の国家代表テコンドー選手という、凄い経歴の持ち主。
リアル女ヒョノですね。
というか、国際大会のメダリストですから作中のヒョノより凄い。
格闘家としての顔を持つカン・ソルの存在感
テコンドーの国際大会で優勝経験もある格闘家出身のカン・ソルです。
しかし、ドラマを見てみてもそのような印象はまったくありません。
本物の強者である彼女が目立たないキャラクターだったのが、なんだかもったいないですね。
波風を立てない生存戦略と市民最後の死者
ミナはユンソ、ジョンウォンに次いで長生きをした女性キャラクターです。
そして市民プレーヤーとしては最後の死者となっています。
ミナが長く生き残れた理由は、常に強者の意見に同調して、目立つ行動を避けたことにあります。
実際にソミやギョンジュンと対立して、処刑が決定したキャラが多かったですからね。
ミナはナヒ殺害の容疑がかけられた際にも、最終的には投票数がゼロです。
周囲の視線をそらし、強者側に付く立ち回りが上手なキャラクターですね。
正論を押し殺した一瞬の迷い
みんなに同調する方が楽と話していたミナですが・・・。
ジュニが「誰にも投票しない」というルールを提案したときには、強く反発しました。
スマホを取り上げられることは嫌でしょうからね。
しかし、この提案にジュニが好きなソミは賛成。(人狼なのでゲームを終わらせたかった意図もあるでしょう)
ギョンジュンもジュニの提案がダメだと思いながらも、自分が生き残るために賛成のフリ。
実際にはミナの予想通り、スマホを取り上げる選択が大きな混乱を招くことになりました。
ミナは強者の圧力に屈してしまいましたが、自分の意見を突き通していれば犠牲者の数は変わってかもしれません。
せめてスマホを取り上げるのではなく、目の前に置くぐらいの提案をしていれば良かった。
隠された悪人としての顔
ミナは特殊な女子生徒が多いクラスにおいて、どこにでもいるようなキャラクターになります。
長いものに巻かれ、デスゲームの中でもうまくやり過ごしてきました。
(結果、ウナ、ウラム、ギョンジュン、ナヒ、ヨヌの死に関係してしまった)
謝罪なき「実行犯」の正体。ナヒとは対照的な忘却の罪
とはいえ、ミナはパク・セウンのいじめ実行犯の1人になります。
なんならソミに並ぶ主犯格でしょうからね。
悪役タイプのキャラクターではなかったのですが、実際には悪い子になります。
ミナの性格ならソミに同調しただけなのかもしれませんが、同じ立場のナヒは反省の意思を示しました。
最後まで謝罪の意思を感じさせなかった点はミナの悪いところになりますね。
ソミは悪い意識がったのかナヒを人狼扱いする狂気に走りましたが、ミナは完全に知らんぷり・・・。
無自覚な悪の恐ろしさ
ちなみに、ミナが頼りにしてたソミやジョンウォンは人狼になります。
無意識のうちに悪い方に加担していたのは、ミナらしいところ。
因果応報の死を迎えております。
※もしジョンウォンに売店のカギを渡していなければ、最後まで生き延びた可能性が高かった
アトリエの独り言
ミナは決して強い悪意を持ったキャラクターではなかったでしょう。
しかし、長いものに巻かれるという平凡なところが、いじめに加担という強い悪意に変わってしまいました。
最後に頼ったのがジョンウォンではなく、ユンソだったら生き延びた可能性もありました。
売店のカギをジョンウォンに渡したことが死に繋がったわけで・・・。
(売店は安全な避難場所という設定だったけど、実際にはシャッターを壊すこともできるはず)
なんにしても、国家代表選手という凄い経歴のカン・ソルですが、平凡な女子生徒をうまく消化したものですね。
ヨニやウンチャンは地味キャラゆえに長生きしたけど、ミナはそれなりに比重があったキャラクターです。
その立ち回りのうまさも、どこにでもいる普通の女の子という印象になりますね。