歌声と共に消えた切なき最期
韓国ドラマ「ミッシング」シーズン2の登場人物であるヤン・ウニです。
ウニを演じているのはクォン・アルム。
元医大生であり、村の子供たちを優しく見守っていたキャラクター。
村人にも視聴者にも愛されたキャラですね。
※ネタバレ表現あり
始まりの喪失が告げるドラマの切なさ
ウニは子供たちの面倒を見る優しい元医大生。
クォン・アルムも印象の良いルックスで、視聴者にも癒しを与えるキャラクター。
村人たちの心も癒していたでしょう。
村人としては比重も大きかったので、ストーリーの中心人物のように思われました。
しかし、実際にはウニが最初に消えてしまう村人でした。
早すぎるお別れでしたが、彼女のような人気キャラが最初に消えることで、残された村人の悲しみを際立たせる意味があったと思います。
あの切なさがミッシングの醍醐味でもありますね。
二つの旋律に込められた意味
気になったのは、彼女が消える瞬間に聴いていた音楽の演出です。
日本版では「Stay With Me」という心地よいOSTが流れていましたが・・・。
※権利関係で変更されている
オリジナルの韓国版ではイ・スンチョルの「Never Ending Story」が使用されていたようです。
イ・スンチョルの「Never Ending Story」
この曲はウニが亡くなったとされる2002年の大ヒット曲であり、彼女の止まった時間がようやく動き出したことを象徴する重要な選曲となっています。
韓国最高のボーカリストの1人であるイ・スンチョルの代表曲であり、IUなどのトップアーティストがカバーし続ける名曲ですね。
クォン・アルムが体現した清廉な魂
良かったのは、ウニを演じたクォン・アルムのキャスティングの妙です。
彼女の持つ清潔感あふれるルックスと、どこか儚い佇まいが、ヤン・ウニというキャラクターの純粋さと見事に合致していました。
(ちなみに日本でも活動しているハ・ヨンスに似ていると言われる)
早すぎる退場への惜しみ
ウニのキャラクターは良いのですが、だからこそあまりにも早い退場を惜しむ声も多く見受けられます。
「もっと彼女のエピソードを見たかった」「他の村人との深い交流を描いてほしかった」という意見は、それだけ彼女が魅力的な存在であった証拠でしょう。
ドラマの構成上、視聴者に「ミッシング」特有の切なさを伝えるための適役だったウニ。
早期退場が惜しいキャラクターでしたが、制作陣の意図をくみ取ると理解のできる去り際。
ウニの比重が増えても他のキャラクターが目立たなくなるし、シーズン1のチェ・ヨナ(ソ・ウンス)みたいな賛否あるキャラになっても困るもんな。
アトリエの独り言
早期退場が残念だけど「完璧なタイミングだったのかもしれない」とも思います。
彼女のような印象の良いキャラが最初に消えることで、いずれ村人が消えるという切なく悲しい設定が活きました。
消えるのは事件解決を意味するし、良いことでもありますからね。