傷ついた人々を癒やす「心医」が帰ってきた待望の続編
23年にtvNで放送された韓国ドラマの「朝鮮心医ユ・セプン2」です。
主演にキム・ミンジェ、キム・ヒャンギ、キム・サンギョン。
心の病を診る「心医」となった天才医官と、推理力抜群の未亡人が、村の人々の悩みや事件を解決していくヒーリング時代劇になります。
元々シーズン制として制作されたこともあり、シーズン1から半年足らずで公開されました。
シーズン2は、舞台を漢陽(ハニャン)へと移し、より深まった主人公たちの絆が描かれました。
朝鮮心医ユ・セプン2の視聴率推移
初回は3.68%という視聴率でスタートした「朝鮮心医ユ・セプン2」です。
残念ながら1話が本作の自己最高視聴率となっております。
シーズン1が最終回で5.09%を記録し、安定して4〜5%台を維持していたのに比べると、やや寂しいスタートとなっていますね。
8話では自己最低視聴率となる1.82%まで落ち込み、最終回10話も2.38%という数字で終えています。
1話が最高視聴率とうのも残念ですし、シーズン1からほぼ半減しているのも残念。
※数字はニールセンコリア調べ
朝鮮心医ユ・セプン2の韓国での評価
シーズン1に続き、仮想時代劇、医学、ラブコメ、推理ジャンルになります。
キャラクターの温かな交流は、癒しを与える「ヒーリング時代劇」としてシーズン2でも好評です。
特にキム・ミンジェ(セプン)とキム・ヒャンギ(ウヌ)の「プンウ・カップル」のケミが深まり、信頼関係やロマンスに癒される視聴者も多かった。
ファンが感じた「物足りなさ」の正体
とはいえ、シーズン1から視聴率が落ちたことからもわかるように、マイナス面もあります。
シーズン1にあった「王の死を巡る陰謀」のような強力なメインストーリーがシーズン2ではありません。
このことから全体の緊張感が薄れてしまったという評価があります。
ヒーリング要素が増して刺激は弱くなったわけですね。
推理劇としての緻密さもシーズン1には及ばず、新キャラのチョン・ガンイル(カン・ヨンソク)もライバルキャラとしては中途半端な設定とされます。
(シーズン1の悪役は巨大な野望を抱いていたけど、ガンイルはスケールが小さくて嫌がらせ程度に感じる)
ハラハラできない三角関係?
また、メインカップルのケミが深まったこともあり、ガンイルは恋のライバルとしても中途半端になってしまいました。(そもそも入り込む余地がなかった)
2人の仲をかき乱すことはあっても強力なライバルとしてハラハラさせることはなく、結果ロマンスのテンポが悪くなっただけという厳しい評価も。
シーズン制のドラマはシーズン2で評価を落とすことが珍しくありませんが・・・。
今作もその傾向が見られます。
さらに深まった二人のケミストリー
注目ポイントはキム・ミンジェとキム・ヒャンギの、言葉を介さなくても通じ合うようなケミです。
キム・ミンジェの穏やかで凛とした雰囲気と、キム・ヒャンギの聡明でかわいらしい魅力が安定感を見せてくれた。
映像の美しさや衣装の華やかさもシーズン1に引き続き好評な点ですね。
とはいえ、先にも話したように新キャラのガンイルは悪役としては中途半端。
シーズン2は10部作と短いドラマなので、彼の魅力を描き切ることが難しかったのかもしれません。
朝鮮心医ユ・セプン2のOSTまとめ
パク・ジウォン(fromis_9)「내 곁을 떠나지 말아요」
The Ade「We have to meet again」
ペク・イェスル「그 말 한마디」
チェ・ナクタ「Wounded Heart」
アトリエの独り言
推理ジャンルの時代劇という差別化ポイントがあったのに、そこが弱くなったのはマイナスです。
その点「身近な心の痛み」にフォーカスされ、ヒーリング劇としての要素が強くなったのかも。
スケールが小さくなった印象を受けてしまうのは、仕方がないのかもしれませんね。
脚本の賛否はあるわけですが、キャラのケミが深まったり、愛着が強くなる点はシーズン2のストロングポイントです。
酷評されているわけではないので、シーズン1の視聴者は引き続き見ると良さそうなドラマではありますね。