罪の代償は永遠に続く絶望。パク・ヨンジンの「その後」に待つ本当の地獄
韓国ドラマ「ザ・グローリー」のメイン悪役パク・ヨンジン。
最後にはすべてを失い刑務所へと送られた彼女ですが、その結末は視聴者に強烈な印象を残しました。
作中では具体的な量刑こそ語られませんでしたが・・・。
彼女の身に起きた変化と、隠されたメッセージを読み解くと、想像を絶する凄惨な未来が見えてきます。
白い名札が示す「終わりのない」服役生活
まず注目なのは刑務所内でのヨンジンの姿です。
ヨンジンの名札は白色でしたが、韓国の刑務所では名札の色で区分がされています。
死刑囚は赤色の名札をつけることになっているんですよね。
※白は一般受刑者、青色が麻薬犯、黄色が暴力団関係者や要注意人物
ということは、ヨンジンに死刑判決は下っておらず、無期懲役かそれに準ずる長期刑と推測されます。(そもそも韓国は事実上の死刑廃止国で、現在は死刑判決がでることはない)
ちなみに予想される罪は、ソヒとミョンオに対する殺人、さらには証拠隠滅。
夫に捨てられ、協力者だった母親も逮捕された今、有能な弁護士を雇って減刑を狙うことも叶わなかったはず。
逃げ場のない塀の中で、彼女は残りの人生のすべてを捧げることになったわけです。
精神が崩壊したお天気キャスターの悲劇
特に印象的だったのが、刑務所内のヨンジンの精神状態です。
女王のように振舞っていたヨンジンが、同部屋の囚人にいじめられ、涙を浮かべながらお天気キャスターの真似事をする姿は衝撃的でした。
(目は泣いて口元は笑っているイム・ジヨンの演技が素晴らしい)
ヨンジンはあっけなく精神を病んでしまったようですね・・・。
ヨンジンは有名人なのですから刑務所内での序列が上になる可能性もありそうなものですが、実際にはそうはならず。
反抗する力を奪われ、勝機を保つこともできなくなったヨンジン。
肉体的な苦痛以上に残酷な罰なのかもしれませんね。
刑務所の隠語に込められた「究極の復讐」
また、この刑務所内のシーンでは多角的な考察が飛び交っています。
注目なのは、ヨンジンに向けられた隠語の存在です。
どうも刑務所内でヨンジンが呼ばれていた呼び名が、韓国では性暴力被害者を指す隠語であるという解釈があるのです。
被害者と同じ地獄に突き落とされたヨンジンの末路
彼女のいじめ被害者だったドンウンやギョンラン、さらにはソヒも性暴力被害者。
その苦しみがヨンジンへと返ってきたというわけですね。(あくまでも解釈の1つ)
「加害者が被害者と同じ立場に追い込まれる」という、まさに因果応報という描写です。
これはスッキリするという視聴者と、生々しいので見ていられないという視聴者で意見が分かれます。
アトリエの独り言
刑務所内の性暴力があるのかは不明ですが、犯罪者から嫌がらせを受けているのは事実です。
ドンウンをいじめていたのより長期間、苦しめられることになります。
最短でも10年以上は刑務所での生き地獄でしょう。
しかも面会に来てくれそうな人物もいないですからね。
すでに精神も崩壊している様子でしたし、もう悪役のヨンジンは存在しないのかもしれません。