アトリエの独り言
マイナス評価のある時代考証の甘さは、よほど時代劇ファンではない限り気にならないところでしょう。
高視聴率を記録した大衆性のあるコメディドラマです。
キャラクター人気もあるドラマですし、ウェブトゥーン化もされている。
あまり時代劇っぽい雰囲気でもないので、普段時代劇を見ない視聴者でも見やすそう。
気楽に見れるタイプのドラマなので、興味ある人は見てみると良いドラマですね。
昼は烈女で夜は義賊。破格のヒロインが挑む世直し時代劇
24年にMBCで放送された韓国ドラマの「夜に咲く花」です。
主演にイ・ハニ、イ・ジョンウォン、キム・サンジュン、イ・ギウ。
昼間は亡き夫のために慎ましく生きる未亡人でありながら、夜になると塀を越えて困った人々を助ける義賊に変身するヒロインを描いた物語です。
夜に咲く花の視聴率推移
初回から7.9%という高い視聴率でスタートした「夜に咲く花」です。
1話と4話が自己最低視聴率になりますが、7.9%というのは1話の視聴率としては同枠歴代最高視聴率となっています。
その後は二桁で推移し、最終回12話は大きな反発を見せ自己最高視聴率18.4%を記録。
有終の美を飾りました。
これは「赤い袖先」の17.4%を超え、同枠ドラマで歴代1位の高視聴率。
MBCといえば、地上波テレビ局で最もドラマの視聴率が出ないのですが、今作は大ヒットですね。
※数字はニールセンコリア調べ
夜に咲く花の韓国での評価
今作はコメディ、アクション、捜査ジャンルの仮想時代劇。
イ・ハニが夜はしおらしい未亡人、夜のキレのある義賊というキャラを見事に消化。
「熱血司祭」でコメディエンヌとしての才能を開花させましたが、今作も引き続き高評価です。
12部作と比較的短いドラマになりますが、ストーリーテンポが速いところも良い要素。
中だるみも感じさせない脚本です。
ただし、最終回の結末については急ぎ足になってしまったという指摘はあり。
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韓流アトリエ〜気になるニュース、私なりの読み解き〜高視聴率の裏で囁かれる、時代考証の甘さと駆け足の結末
他にも惜しい点が指摘されています。
コメディやフィクションの時代劇ではありますが、史実とは違い考証面の評価は高くありません。
歴史に詳しい視聴者が見れば、当時の社会情勢や礼儀作法が軽んじられていると違和感を覚える人もいるかもしれません。
また、ラスボスの最後があっけない点や、その他キャラクターのエピソードも最後はあっさりと終わってしまった点は寂しいところ。
ストーリー展開が速いのはいいですが、終盤は惜しい評価に。
竜頭蛇尾議論が出るほどひどいラストではないので、及第点と言いたいところですね。
イ・ハニの真骨頂と若手俳優の抜擢
やはり今作の注目はイ・ハニになります。
結婚、出産を経て、「ワン・ザ・ウーマン」から約3年ぶりのドラマ復帰作になります。
前作同様、コメディやキレのあるアクションは健在。
イ・ハニが魅せる『現代的なヒロイン像』とアクションの美学
未亡人という当時は最も不自由だった存在をヒロインに据えることで、抑圧された人々が解放されるカタルシスを感じさせてくれます。
近年のトレンドである主体性のある女性キャラで、力強いメッセージが込められている点が大ヒットにつながったと言えます。
アクションシーンの映像美も評価の高いところ。
暗闇の中で舞うヒロインは迫力があり、ストーリー展開の速さもあり没入度を高めます。
夜に咲く花のOSTまとめ
Zeenan「My love by my side」
イ・ヨンジ, Zeenan「Blade」
イ・スジョン「Close my eyes」
ソ・ダヒョン(tripleS)「My Hope」
イ・ドンユン「Love from the beginning」
チュ・ウォンタク「Flower Blooming Night」
Prin「My love by my side」