アトリエの独り言
シーズン1と出演キャストがほとんど変わらないのは良いところです。
主要メンバーは同じですが、これは韓国ドラマのシーズン制では珍しいことです。
刺激の少ないドラマはシーズン1では好評も、シーズン2ではマンネリ化もあり評価を落とす原因に。
1話が映画並みの時間で日常の風景が流れるので、疲れてしまうという声も大きいです。
とはいえ、ドラマの構成自体は良くも悪くもシーズン1と同じわけです。
シーズン1が好きだった方は、迷わず追いかけて損はないはずです。
響きあう5人の日常と新しい季節
21年にtvNで放送された韓国ドラマ「賢い医師生活」シーズン2です。
チョ・ジョンソク、ユ・ヨンソク、チョン・ギョンホ、キム・デミョン、チョン・ミド。
大ヒットしたドラマの続編ということで、放送前からハードルが爆上がりしていた作品です。
病院という場所を舞台に、生死の狭間で懸命に生きる医師たちと、彼らの変わらぬ友情を丁寧に描いたヒューマンドラマです。
賢い医師生活の評価と視聴率は?名曲OSTと共に韓国での評判を解説
「賢い医師生活」を評価・視聴率・OSTの視点から徹底分析。 なぜ本作が韓国でこれほど愛されたのか、独自の視点でヒットの理由に迫ります。 全15曲のOST動画リストも一挙掲載。 作品の魅力を深く知りたい方は、今すぐチェックしてください。
韓流アトリエ~気になるニュースとドラマ、視聴率や評価を読み解く~賢い医師生活2の視聴率推移
| 回次 | 全国視聴率 |
|---|---|
| 1回 | 10.007%(最低) |
| 2回 | 10.071% |
| 3回 | 10.604% |
| 4回 | 10.972% |
| 5回 | 12.399% |
| 6回 | 13.151% |
| 7回 | 10.643% |
| 8回 | 13.100% |
| 9回 | 12.870% |
| 10回 | 13.380% |
| 11回 | 13.381% |
| 12回 | 14.080%(最高) |
※データ出典:Nielsen Korea基準
初回から10.00%と高い視聴率でスタートした「賢い医師生活2」です。
ちなみに10.00%というのは、1話の視聴率としてはtvNドラマ歴代最高の数字になります。
1話が自己最低視聴率ですが、その後は大きな伸びはなし。
それでも最終回12話で自己最高視聴率14.08%を記録し、有終の美を飾りました。
韓国のドラマとしては珍しい週1度の放送ということもあり、視聴率面では不利なはず。
ネットフリックスで見る視聴者も多かったでしょうが、そんな中でも高視聴率です。
ちなみにシーズン1の最高視聴率は14.14%なので同等です。
※数字はニールセンコリア調べ
賢い医師生活2はつまらない?韓国でのリアルな評判と評価
シーズン1に続き、医学、成長、ヒューマン、コメディ、音楽、ロマンス系のジャンルです。
シーズン2になり5人のケミが深まり、より自然体に感じられた点が好評です。
特別な事件が起きなくても、ベンチでコーヒーを飲みながら、他愛のない話をするだけでも安心感のあるドラマですね。
5人の結成したバンド「ミドとパラソル」の演奏も、シーズン1よりクオリティが上昇。
キャストの努力を感じる点ですね。
前作超えの壁とキャラクター頼みの展開
とはいえ、シーズン1に比べると評価を落としたのも事実です。
ストーリー展開よりもキャラクターの魅力に頼った展開であり、日常ジャンルなのでマンネリ化も指摘されています。
また、シン・ウォンホPDの欠点である「平和な世界」も、マンネリ化で退屈な印象に。
病院内の人間関係が美化されていると感じたり、一般的な医療ドラマのような生死を左右するような緊迫感がなかったのも退屈に感じるところ。
最終回もシーズン3の可能性を感じさせる終わり方だったのは良いにしても、結果、中途半端な印象も受ける結末に。
シーズン1の「Aloha」のような、大ヒットOSTが生まれなかったのも残念に思うところです。
肥大化した放送時間と没入感のジレンマ
実は、シーズン2で最も大きな批判を受けたのが1話あたりの放送時間です。
韓国ドラマは1話60分の週2放送が一般的です。(日本版だと分割されているドラマも多いですが)
しかし、今作では1話100分前後で、終盤は1話2時間に迫る勢い。
それならば週1放送ではなく、週2放送にすればいいという批判です。
韓国は日本のテレビ番組のように間にCMが挟まれることもないので、さすがに見ていて疲れる分量に。
体力的にも時間的にも負担となり、没入度も下がる原因となっています。
放送時間の肥大化がもたらす視聴者の疲弊と限界
ネットフリックスで視聴する日本の視聴者も、1話を一気見するのは疲れる人も多いでしょう。
この長時間の放送時間が、ドラマの評価を下げている1番の理由でしょうね。
若い世代だと日本の40分ドラマすら、長くて見ることができないと言いますからね。
韓国ドラマ界が直面している長尺化の弊害が、今作でついに表面化したと言えます。
リアルタイムで2時間も見ていた韓国の視聴者に驚きですが、それでも高視聴率を記録したところに今作の底力も感じますね。





