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工作都市の視聴率・評価・OST!スエの怪演と心理戦の皮を被った罠

工作都市の視聴率・評価・OST!スエの怪演と心理戦の皮を被った罠

完璧な家庭の裏側に潜む歪んだ欲望の物語

21年から22年にJTBCで放送された韓国ドラマの「工作都市」です。
主演にスエ、キム・ガンウ、キム・ミスク、イ・イダム。

スエにとっては5年ぶりのドラマ復帰作となり、彼女の持つ独特の気品と冷徹な演技が大きな話題になりました。

工作都市の視聴率推移

初回は3.57%という、まずまずの数字でスタートを切った「工作都市」です。
続く2話で2.62%を記録し、これが自己最低視聴率となっていますね。
その後は安定して3%台を維持し、最終回には自己最高となる4.69%を記録して有終の美を飾りました。

序盤で自己最低、最終回で自己最高を迎える推移は非常に良い傾向です。
当時のJTBCは全体的に視聴率が伸び悩んでいた時期だったこともあり、非地上波の平日ドラマとして4%台を残したのは決して悪い数字ではありませんね。
ちなみに他局の水木ドラマ枠がお休み期間だったので、ライバルドラマ不在という有利な点はあったようです。

※数字はニールセンコリア調べ

工作都市の韓国での評価

ジャンルとしてはミステリー、スリラー、ピカレスク系のドラマになりますね。
ちなみに主演のスエが演じたユン・ジェヒですが・・・。
過去に映画「上流階級」でスエが演じたキャラクターを彷彿とさせるところもあり、彼女のハマり役としての演技は高く評価されています。
※似たキャラクターということで、評価を落とした面もある。

監督のチョン・チャングンの前作は「サンガプ屋台」や「恋するパッケージツアー」、13年には日本の「ハケンの品格」のリメイクドラマもやっています。
コメディ、ロマンスなどをやってきた人が正反対のピカレスクジャンルに挑戦したということになりますね。

期待を裏切った?心理戦の皮を被った「ドロドロ劇」

演出面はともかく、ストーリー面については厳しい意見も目立ちました。
現地のナムウィキやメディアでは、心理スリラーという告知に反して、実際には「出生の秘密」などのマクチャン的な要素が強すぎるという指摘があります。
脚本の整合性が低く、登場人物たちの行動に共感しにくいという批判的な声も散見されます。
(ピカレスクジャンルなので主人公が手段を選ばない悪い行動を見せるところも、共感がしにくいところ)

さらに、最終回の評判があまり良くなかったことも、作品全体の評価に影を落としているようです。
※簡単に言うと勧善懲悪な結末ではなかったみたい

心理スリラーか、それとも刺激的な愛憎劇か

気になったのは、作品の持つ「重厚な雰囲気」と「ストーリー内容」のギャップです。
高級感のある映像や音楽が映画のようなクオリティを思わせると好評。
しかし、描かれる事件や人間関係はかなり過激で、いわゆる「マクチャン」ドラマのようなドロドロとした展開が続くとされる。

このギャップを「新鮮な裏切り」として楽しめるか、それとも「期待していた心理戦ドラマと違う」と感じてしまうかが、視聴者の評価を分けたと感じます。
特に後半に入っていくとミステリー要素よりも感情的な対立が激しくなるため、緻密なミステリーを求めていた視聴者は少し物足りなさを感じたところがあるのかも。

善人キャラがいないタイプのドラマなので、そこも好き嫌いが分かれるでしょう。
良心的なキャラクターがいれば、いくらか救いのようなものがあるのですが・・・。

工作都市のOSTまとめ

Elaine「Let Me Be There」

YELO「The Real Life」

HAJIN「Alone」

アトリエの独り言

「工作都市」は単なる復讐や事件解決を楽しむドラマではないのかも。
権力の頂点に立つ人々がいかに脆く、歪んだ欲望に支配されているかを見る「観察記」のようなドラマかもしれません。
共感しにくいドラマということは、それだけ人間の醜い部分が表現されているドラマということです。
共感されることを考えて制作したドラマではないでしょうから、見る人を選ぶかも。

また、最終回への不満の声が多いことを考えると、スッキリした結末を求める方には少しおすすめしづらい部分もありますね。
個人的にもジャンルやキャスト的に気になる作品なのですが、優先順位が低くていまだに視聴できていないドラマです。
韓国での評価がもう少し高ければ、すぐにでも見ようと思うドラマなのですが・・・。

参照

namu.wiki

聯合ニュース

JTBC公式サイト

Newsen

News1

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