アトリエの独り言
「暴君のシェフ」は25年の韓国ドラマ界を代表するヒット作です。
ユナのコメディ演技も見物でしょう。
ユナに比べると認知度もキャリアも大きく劣るイ・チェミンですが、ユナとのケミも良くて俳優としての出世作となりましたね。
料理ジャンルは日本ではたくさんあるけど、韓国ドラマでは意外と少ないですからね。
ジャンルやキャストが好きなら、見てみると良いドラマです。
現代の味が歴史を変える?タイムスリップが生んだ奇跡の厨房
25年にtvNで放送された韓国ドラマの「暴君のシェフ」です。
主演にユナ、イ・チェミン、カン・ハンナ、チェ・グィファ。
現代の腕利きシェフが朝鮮王朝時代にタイムスリップし、冷酷な王「暴君」の専属料理人として奮闘する姿を描いた、斬新なフュージョン時代劇になります。
暴君のシェフの視聴率推移
初回から4.9%という好成績でスタートを切った「暴君のシェフ」です。
この数字は1話の視聴率としては25年の同枠ドラマの中では最も高い数字となっています。
4話で二桁を突破するなど順調に視聴率を伸ばし、最終回12話で自己最高視聴率17.1%を記録しました。
12部作と比較的短い編成なのですが、もし16話で続いていれば20%を超えていた可能性もあるのかもしれません。
ちなみに17.1%というのは、12部作のケーブルテレビドラマ史上最高の視聴率になります。
※数字はニールセンコリア調べ
暴君のシェフの韓国での評価
今作は仮想時代劇、タイムスリップ、ラブコメ、料理ジャンルになりますね。
ユナのコミカルながらも芯の強い演技、イ・チェミンが見せた王のカリスマ性が人気ですね。
少女時代のセンターとして日本でも活躍したユナが、清純なイメージを捨てて顔芸とも言える演技を見せたのは女優としての評価も高まりました。
また、料理のおいしさの衝撃が漫画のように演出され、現代料理が王宮を席巻していく痛快さは大衆性がありました。
絶賛の裏で議論も?仮想時代劇が直面した「壁」
とはいえ、仮想時代劇とはいえ小道具の誤記(漢字の表記ミス)や、歴史歪曲議論(明の使臣の描写)も起きています。
そこはドラマの面白さに関係はしてこないと思いますが・・・。(ストーリー的な面白さを優先し、歴史の反映は後回しにしたと言える)
気になるのは12話という短いドラマにして、後半のストーリーが急展開になり、結末も強引さを感じさせた不満が多いことです。
後半は政治的な陰謀のエピソードが多く、人気だった料理シーンが減った点も残念なところ。
ラブコメとしても「もっと甘いシーンを見たかった」という視聴者は多く、ロマンス重視の視聴者にとっては物足りなさも残ったでしょうね。
料理とロマンスの絶妙なスパイス
今作の男主人公はタイトルにあるように暴君になります。
柔らかい表現を使えばツンデレ系になりますね。
単なるタイムスリップドラマではなく、色を通じて人の心を溶かしていく過程が丁寧に描かれたことが注目に値します。
ユナが演じるシェフが、現代の知識を使って王宮の人々が見たこともない料理(マカロンや北京ダックなど)を作り、虜にしていくシーンが醍醐味になります。
冷酷だった王がヒロインの料理によって人間味を取り戻していく過程も、コメディだけでなくヒーリング要素を感じさせたポイント。
タイムスリップ系の仮想時代劇は珍しくはないのでしょうが、現代の料理とラブコメ特有の軽快さのバランスが大衆性につながりました。
暴君のシェフのOSTまとめ
ドヨン(NCT)「I find you」
ホ・ガク「Stay with Me」
キム・ヨヌ「By Chance, By Fate」
ソ・ダヒョン (tripleS)「KUNG」
LA POEM「Land of the Morning」
スンヒ(OH MY GIRL)「Falling Night」
チャン・ミンホ「I will let go」