殺害予告を受けた講師と余命宣告された秘書の物語
22年にKBSで放送された韓国ドラマの「クレイジーラブ」です。
主演にキム・ジェウク、クリスタル、ハジュン。
殺害予告を受けた人気講師と、余命宣告を受けた秘書が繰り広げる、タイトル通りクレイジーなロマンスストーリー。
クレイジーラブの視聴率推移
初回は3.4%という数字でスタートした「クレイジーラブ」です。
しかし、第3話で1.9%という自己最低視聴率を記録してしまいました。
前半は2%台での推移が続きましたが、後半に入ると4%台での推移。
最終回では自己最高視聴率となる4.6%を記録しました。
「軍検事ドーベルマン」と「社内お見合い」の壁
「軍検事ドーベルマン」「社内お見合い」という強力なライバルがいたことも不運でしたね。
ちなみに同ジャンルの社内お見合いが放送終了した後に、4%台まで伸ばしました。
最初から社内お見合いがいなければ、もっと良い視聴率を記録したでしょうね。(それもしても高い数字ではありませんが)
放送開始時すでに社内お見合いが王道ラブコメで人気ドラマになっていたので、クレイジーラブは色物みたいに見えたかも。
※数字はニールセンコリア調べ
クレイジーラブの韓国での評価
ジャンルとしてはラブコメ、ミステリー、復讐系になります。
キャストの熱演については良い評価がされていますが、脚本や演出については厳しい意見もあるドラマですね。
namuwikiなど現地メディアでは、記憶喪失や余命宣告といった使い古された設定が多用されている点に批判が集まりました。
主人公のキャラ設定は独自性があったのですが、脚本に関しては古臭いところがあり、結局は新鮮味がないという指摘がありますね。
また、ジャンル的に仕方がないとはいえ、序盤のコメディ演出が過激な点もマイナスになります。
これで幼稚なドラマという印象にもなり、視聴率が伸びなかった理由の1つ。
また、中盤以降はミステリーや復讐といった展開に変わっていきました。
前半のドタバタ劇とのギャップがある点は好き嫌いが分かれるかもしれませんね。
ロマンスとミステリーのバランスが悪いとの声もありますが、ストーリー展開が速かった点は良い要素になります。
ジャンルの混在が招いた戸惑い
「クレイジーラブ」はキム・ジェウクとクリスタルという、ビジュアルの良いカップルになりますね。
2人ともクールなイメージもある俳優さんですが、今作ではそれを裏切るコメディ演技が話題になりました。
(特にキム・ジェウクは「ボイス」の悪役モ・テグのイメージが強い・・・)
しかし、ドラマとしてはラブコメとして笑わせたいのか、復讐劇として緊張感のある作品にしないのか、どっちつかずと言われる。
ヒロインの復讐動機に関しても一貫していない印象があり、キャラクター設定にも問題が見受けられたようです。
物語の都合に振り回されたヒロイン。復讐劇としての物足りなさと結末の課題
特にヒロインの復讐の動機や行動が、物語の都合に合わせて変わっているように見える箇所があり、キャラの整合性という面でも疑問符がつく部分がありました。
(人生をかけた復讐のはずがコミカルな嫌がらせ程度だったり、キャラクターの言動が共感しにくく物語の都合を優先した印象になったり)
最終回の結末に関しても、やや強引な印象を受けるものだったようです。
復讐ジャンルの最終回なんて、そんなものかもしれませんが・・・。
ラブコメジャンルがマクチャンになっていき、最終的にラブコメになったのが強引な印象になったのかも。
クレイジーラブのOSTまとめ
fromis_9「Stay Alive」
チョン・ウン,イ・デフィ(AB6IX)「I’m Crazy」
BAEKHO「물어!」
JAY B「Dive into you」
DAVII「Maybe」
JUNIEL「Wide Open」
アトリエの独り言
「クレイジーラブ」は隠れた名作という声もあるドラマです。
作品性という意味では設定の古さや、ジャンルが変わるような構成が好き嫌いの分かれるところですが・・・。
実際には視聴率が落ちたわけではないので、ジャンルやキャストが好きなら面白くないというわけではないでしょう。
キム・ジェウクやクリスタルのファンなら2人の新しい顔が見れて満足度も高いと思われる。
単に作品性を期待して見るのであれば、評価は分かれそうですね。
韓国ドラマは面白い作品が多いので、高い期待には応えられなかったというのが正直なところかも。
それでもジャンルやキャストが好きなら、見てみるのも良さそうなドラマですね。