どん底から這い上がる、究極の復讐サスペンス
12年にtvNで放送された韓国ドラマの「福寿草」です。
主演にイ・ユリ、ユン・アジョン、ヒョン・ウソン、チョン・チャン。
無実の罪をなすりつけられ全てを失ったヒロインが、地獄の底から這い上がって復讐を果たすストーリーですね。
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福寿草の視聴率推移
初回は0.7%という視聴率でスタートした「福寿草」です。
1話が自己最低視聴率になりますが、ここから良い推移を見せています。
21話で1%を突破し、32話で2%を超えるなど、徐々に上昇。
当初は全100話の予定でしたが人気の高さから8話の延長が決定し、全108話なりました。
自己最高視聴率は106話で5.06%を記録し、最終回も5.05%という高い視聴率を記録しています。
1%で大成功の時代に5%超え?
当時のケーブルテレビ(tvN)としては異例中の異例と言える高視聴率になります。
いまでも5%を超えれば良い視聴率ではありますが、当時は1%を超えれば良い視聴率という時代ですからね。(現在でいうと地上波の30%超えみたいなものかも)
ちなみに福寿草は、いわゆる朝ドラになります。
韓国の朝ドラは日本でいう昼ドラでイメージするドロドロ系ですね。
※数字はニールセンコリア調べ
福寿草の韓国での評価
「福寿草」は今でも復讐ドラマの代名詞として語り継がれる名作ですね。
なんといっても主演のイ・ユリが、清純な女性から復讐の鬼へと変わっていく姿が圧巻。
イ・ユリは今作の活躍をきっかけに「復讐劇の女王」という確固たる地位を築きました。
一方で、厳しい意見や惜しい点もいくつか指摘されています。
現地のメディアでは、いわゆる「マクチャン」ドラマ特有の強引な展開や、設定の不自然さが目立つという声がありました。
(ヒロインが悪役の罠に陥るくだりが完璧すぎて不自然、秘密の話を1番知られたくない人に偶然聞かれるなど)
また、悪役であるユン・アジョンの悪事がなかなか暴かれない展開も不評。
これには視聴者がもどかしさを感じ、苦しい展開が長く続く批判も見られました。
とはいえ、そのストレスを吹き飛ばすほどの強烈なカタルシスがあったからこそ、放送終了後も人気ドラマとされるのでしょう。
8話延長が物語に与えた影響
個人的に気になったのが、8話延長が脚本のテンポにどう響いたかという点です。
延長が決まったことでストーリーが間延びしたり、不必要なエピソードが増えたりすることが多いですからね・・・。
「福寿草」についても、「まだ解決しないのか」と足踏みを感じるシーンは増えたとされる。
復讐の決定打となるはずの証拠が何度もすり替えられたり、あえて解決を遅らせているような印象を受ける部分もあったようです。
ただその分、悪役への怒りが蓄積され、最終回が盛り上がる構成になった面もある。
間延びを感じつつも最後まで目が離せないという視聴者が多かったようなので、大きな問題はなかったのでしょうね。
福寿草のOSTまとめ
イ・ユリ「내 맘이 널 기억해」
イ・ゴニュル「끝내.. 사랑」
パク・サンミン「사랑한다는 거짓말」
アトリエの独り言
「福寿草」は、ケーブルテレビのドラマが地上波ドラマに匹敵する人気を持ち始めたきっかけのようなドラマですね。
最終回の結末についても「スッキリとした納得感」があるとして、韓国でも高い評価を受けています。
苦しい展開が長かったわけですが、結末は復讐劇としてきちんとしたものだったので、大きな不満にはならず、満足感が得られたとされる。
8話の延長が単なる間延びではなく、ヒロインの絶望と復讐心を強く描くために機能したと考えます。
マクチャンドラマや復讐劇が好きな方は見てみると良いドラマですね。
10年以上前のドラマで古い印象を受けるのはマイナス要素になりますが、次第に慣れるものなので・・・。