完璧な悪党に潜む情けない弱点
韓国ドラマ「ザ・グローリー」の悪役であるチョン・ジェジュン。
金、容姿、権力のすべてを手にし、傍若無人に振る舞うジェジュンですが・・・。
視聴者の間では「どこか憎めない」「ギャグキャラ」としても人気。
その理由の1つに、完璧に見える彼の背後に隠された、あまりにも人間味溢れる「情けなさ」にあります。
サラに一蹴された愛の正体
印象深いのはヘジョンとサラとのやりとり。
ヘジョンは「ジェジュンがすぐに果ててしまうのは、私を愛しているから」と、彼の早漏ぶりを愛情の裏返しだとポジティブに解釈していました。
しかし、それを聞いたサラは「ただの早漏なだけ」と冷酷に言い放ちます。
高級ブランド店を経営し、常に強気な姿勢を崩さないジェジュンにとって、これほどまでにプライドをへし折る「弱点」はありません。
強烈な悪役の裏にある、どこか情けない身体的特徴がギャグキャラへと存在を変えております。
シエスタの試着室で見せたスピード感の謎
実際にパク・ヨンジンと密会をしていた「シエスタ」のシーン。
フィッティングルームで人目を盗んで行われる不倫は、スリル満点かもしれません。
とはいえ、お客さんに怪しまれることなく、短時間で店内に戻ることができるということは、ジェジュンの早漏疑惑をこれ以上なく裏付ける決定的な証拠と言えます。
ヘジョン相手ならまだしも、長年の関係を持っているヨンジン相手でも持続しないのは情けないところ。
完璧な男の「締まらない」ギャップに親近感
早漏自体は決して珍しいことではないでしょう。
むしろ親近感を抱く男性視聴者も多いはず。
この「肝心なところで締まらない」というギャップこそが、彼を愛すべき(?)ネタキャラへと押し上げた要因です。
ライバルの(?)ハ・ドヨンが完璧なエリートなのもジェジュンの情けなさを際立たせております。
ハ・ドヨンは早漏っぽくなさそう。
アトリエの独り言
このようなギャグ要素が強く、人気キャラになったことが復讐劇としてはマイナスという意見があります。
ギャグ以外にも娘やペット犬に対して愛情を見せるシーンもありますしね。
なによりも女児を盗撮していた教師をボコボコにするところが作中屈指の人気シーン。
そもそも地位もお金もあって、ルックスも良いのでモテモテでしょうが、いまだにヨンジンとの関係を続けているというのも不思議なところ。
人気が出るだけでなくジェジュンを応援していた視聴者も多いので、復讐劇としては本末転倒なところはありますね。