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朝鮮弁護士カン・ハンスの評価・視聴率・OSTまとめ!ウ・ドファンの炎上騒動とは?

朝鮮弁護士カン・ハンスの評価・視聴率・OSTまとめ!ウ・ドファンの炎上騒動とは?

朝鮮時代を舞台にした新鮮な法廷ストーリー

23年にMBCで放送された韓国ドラマの「朝鮮弁護士カン・ハンス」です。
主演にウ・ドファン、ボナ、チャ・ハギョン、チョン・ホジン。

ウェブトゥーンが原作のドラマになりますね。

朝鮮弁護士カン・ハンスの視聴率推移

初回は2.8%という低めのスタートだった「朝鮮弁護士カン・ハンス」です。
残念ながらその後も2%台で推移し、6話で自己最低視聴率2.2%を記録しています。
これはMBCの史劇ドラマとしては歴代最低視聴率という、かなり厳しい数字になりますね。

8話で自己最高視聴率4.4%を記録したのですが、結局はまた数字が下がり、最終回は2.9%で寂しく終了。
競合ドラマが強かった不運はあるのですが・・・。(SBS「模範タクシー」やJTBC「医師チャ・ジョンスク」)
強力な裏番組の存在があったとはいえ、地上波としては残念な結果になりましたね。

※視聴率はニールセンコリアのもの

朝鮮弁護士カン・ハンスの韓国での評価

タイトルから連想できるように、仮想歴史の法廷ジャンルになりますね。
個人的に朝鮮時代を背景にした法廷ものというのは、とても新鮮な素材に感じます。
主演のウ・ドファンが見せたコメディ演技は好評でした。

ウ・ドファンには立派な腹筋があるのですが、今回の役柄には似合わないということで、CGで腹筋を消したというエピソードも話題になっています。
(ファンとしては残念な気持ちがあったことでしょう)
ただ、現地のメディアやナムウィキでは、仮想歴史であることを加味しても設定が過度すぎるとの声も。
というのは、朝鮮時代の弁護士なのに、現代の法廷ドラマっぽくてコスプレみたいになった。

結果、それがストーリーの没入度を下げてしまっているという批判的な意見もあり、全体的に話題性に乏しいまま終わってしまった印象です。
視聴率が示した通りの結果ということですね。

作品の余韻が台無し?SNSで起きたまさかの炎上騒動

今作には作品の内容以外で、残念な騒動もありました。
主演のウ・ドファンが放送終了後に、未公開だったボナとのラブシーンを自身のインスタに公開。

これが相手役であるボナのファンに叩かれてしまい、結局投稿を削除するという事件がありました。
これはファンの気持ちもわかる。
ドラマが好評だったら世間の反応も違ったのでしょうが、話題性に乏しかったのでボナファンの声が大きくなった面はあるかも。
ウ・ドファンの俳優としてのサービス精神が裏目に出てしまった形になりました。

何にしても、ドラマの余韻を壊すような形になってしまったのが残念です。
また、史劇としての重厚さとコメディのバランスがどこか不安定で、脚本が終盤にかけて評価を落としていた点も惜しいポイントです。
(序盤は一話完結型みたいな展開が好評だったのに、終盤の復讐劇になるとよくある政治闘争パターンになった)

案の定というべきかロマンスの比重が増えたこともマイナスとされ、そこもインスタの件で批判が多くなった理由かも。

朝鮮弁護士カン・ハンスのOSTまとめ

イ・チャンソプ(BTOB)「Run away」

Nanahjin「LEAD」

BORAMIYU「Spring Again」

SOYOU「Take me back in time」

MORE「I always」

アトリエから一言

ウ・ドファンとボナという魅力的なキャストを揃えながら、期待ほど視聴率が伸びなかったのは残念なところです。
史劇ジャンルは視聴率が出やすい傾向があるんですけどね。
ジャンルやキャストが個人的に好きなら見てみるのも良いかもしれませんが、正直なところ、おすすめしやすい作品とは言い難いですね。

私なりの読み解きとしては、素材の新鮮さに頼りすぎてしまい、物語としての芯が少し弱かったのがヒットに至らなかった要因だと感じています。
MBCは低視聴率でも作品性の評価は高いドラマが少なくありませんが、今作は視聴率通りの作品性と言えそう。

とはいえ、ウ・ドファンの振り切った演技は一見の価値がありますし、(コミカル過ぎて復讐劇としてはマイナスとの声も)時代劇の新しい試みとして見る分には楽しめる作品かもしれません。

参照

namu.wiki

聯合ニュース

MBC公式サイト(朝鮮弁護士)

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