ナムグン・ミン主演の歴史ロマンが描く激動の愛
2023年にMBCで放送され、大きな話題を呼んだ韓国ドラマ「恋人」です。
主演にナムグン・ミン、アン・ウンジン、イ・ハクジュ、イ・ダイン。
丙子の乱という過酷な歴史の渦中に放り込まれた男女の切ない恋と、苦難の中でたくましく生き抜く民衆の姿を描いた本格派の歴史ロマンスドラマです。
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『#恋人 ~あの日聞いた花の咲く音~』
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\#ナムグン・ミン#アン・ウンジン 主演☺️時代の波に翻弄されながら
出会いと別れを繰り返す男女の愛を描いた
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恋人の視聴率推移
| 回次 | 全国視聴率 |
|---|---|
| パート 1 | |
| 1회 | 5.4% |
| 2회 | 4.3%(最低) |
| 3회 | 5.5% |
| 4회 | 5.2% |
| 5회 | 8.4% |
| 6회 | 8.8% |
| 7회 | 10.6% |
| 8회 | 10.3% |
| 9회 | 10.6% |
| 10회 | 12.2% |
| SP(スペシャル) | 3.4% |
| パート 2 | |
| 11회 | 7.7% |
| 12회 | 9.3% |
| 13회 | 10.2% |
| 14회 | 11.7% |
| 15회 | 11.8% |
| 16회 | 12.0% |
| 17회 | 11.4% |
| 18회 | 10.8% |
| 19회 | 11.6% |
| 20회 | 12.4% |
| 21회 | 12.9%(最高) |
※データ出典:Nielsen Korea基準
初回は5.4%というスタートを切った「恋人」です。
2話の4.3%が自己最低視聴率ですが、7話で二桁を突破するなど順調に数字を伸ばしました。
パート1の最終回10話では12.2%を記録しています。
1か月後に放送開始されたパート2の11話は7.7%と数字を落としましたが、13話で二桁復帰。
最終回21話で自己最高視聴率12.9%を記録し、有終の美を飾りました。
やや伸び悩んだ感もありますが、MBCは地上波では最も視聴率の出ない放送局。
十分に視聴率興行に成功したと言えるドラマですね。
パート制による1か月の空白期間がなければ、もっと数字は伸びていた可能性が高いです。
※数字はニールセンコリア調べ
恋人はつまらない?韓国でのリアルな評判と評価
今作はロマンス、フィクション歴史劇、ヒューマンのジャンルになります。
当時、韓国のSNSやコミュニティを観察していて圧倒されたのが、主演のナムグン・ミンに対する熱狂ぶりです。
まさに「メロ演技の極み」と称されるにふさわしい盛り上がりを見せていました。
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そして、たくましく成長していくヒロインを演じたアン・ウンジンとのケミも絶品です。
映像と音楽のシンクロ率が異常に高い点も、今作が「名作」と呼ばれる理由ですね。
美しい自然の風景を捉えたカメラワークや、光と影のコントラストを活かした演出は、それだけで登場人物たちの心情を雄弁に物語っています。
重すぎる運命の連続がもたらした視聴者の疲弊
一方で、厳しい評価もあります。
「主人公たちのすれ違いや苦難の展開が長すぎて、見ていて辛い」といった指摘も見られますね。
特にシーズン2では2人のすれ違いが何度も繰り返されるので、「またこのパターンか」と精神的に疲れてしまうところも。
ロマンスとは別に、シーズン2は全体的に重苦しいエピソードが続くところもマイナス要素。
ロマンスに「癒し」や「ときめき」を求める視聴者が多いなか、「泥臭さ」や「絶望」の連続です。
ここは好き嫌いの分かれるところですね。
ちなみに韓国ではパート1とパート2の間で約1か月の放送休止期間がありました。
この空白期間が没入度を妨げる原因にもなったのですが、現在は動画配信サービスで一気見ができるので関係のない批判になりますね。
1話延長がもたらした終盤のドタバタ劇
今作は21部作と奇数で完結していますが、これは1話の延長があったからです。
延長といえば、良いことにならないことが多いイメージですが・・・。
1話延長がもたらした終盤の歪みと視聴者の賛否
今作も、終盤のストーリー展開や編集のテンポが一部不自然になり、引き延ばしを感じたという酷評が出ています。
それまでは緻密に計算された「サイダー展開(スッキリ展開)」と切ないメロのバランスが絶妙だったドラマです。
それが撮影スケジュールの過密化もあってか、結末に向けた処理がやや急ぎ足になったことで、視聴者の間でも賛否が分かれる結果になりました。
ちなみに、1話の延長も先に話した「すれ違いの連続」を増やした要因です。
人気もあり延長というのは名誉ですが、良いことばかりではないというのがよくわかりますね。
赤い袖先と比較して見える愛の形と結末へのアプローチ
同じMBCの本格歴史ロマンスとして記憶に新しいのが、イ・ジュノ主演の大ヒットドラマ「赤い袖先」です。
赤い袖先が宮廷という狭い世界の中で、王と宮女としての立場を守りながら愛を貫く「静」のドラマだったのに対し、「恋人」は国境や身分を越えて激動の戦場を駆け抜ける「動」のドラマです。
どちらも過酷な運命に立ち向かう男女の深い愛を扱う点は共通していますが、「赤い袖先」が歴史の史実に沿った切なくも美しい余韻を残すのに対し、「恋人」はより過酷で泥臭い生存をかけた戦いのドラマです。
恋人のOSTまとめ
ヨヌ(MOMOLAND)「그대에게」
KAI「다만 마음으로만」
アン・ウンジン「다만 마음으로만」
ミヨン ((G)I-DLE)「달빛에 그려지는」
ヤン・ヨソプ(Highlight)「연모」
キム・ピル「나의 별이 돼주오」
イム・ジェヒョン「꽃신」
The Stray「기다리는 사람」
2NB「가져선 안되는 마음」
Baek A「안녕, 또 안녕」
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アトリエの独り言
今作の大きなマイナス要素がパート制による空白期間と、1話延長による中だるみ感です。
いまとなっては空白期間のマイナスは関係ありませんが、1話延長によるストーリーの引き延ばしは別です。
延長したドラマはほとんど例外なく脚本の評価が落ちてしまいますが、今作もそのパターンに陥ったと言えます。
そうは言っても、日本では非常に評価の高いドラマです。
韓国のリアルタイム放送では空白期間や引き延ばしが評価を落としましたが、日本では一気見できる環境なので、面白い勢いそのまま感情移入して楽しめた人が多いことが口コミから伺えます。
そもそも韓国でも作品性の評価が低いわけではありません。
完成度が高かったので、引き伸ばしを感じる脚本になったのが残念と言ったところです。
リアルタイムの雑音なし。動画配信での「一気見」が最高である理由
リアルタイム放送当時は「1ヶ月の空白」や「1話延長によるテンポの乱れ」が現地ファンをヤキモキさせましたが、現在の配信環境による一気見なら、そのストレスは最小限に抑えられるはず。
むしろ、途切れることのない圧倒的なスケール感と切ないメロの世界観に、どっぷりと浸かれる最高の環境が整っているとも言えます。
2023年の韓国ドラマ界を席巻したこの熱量を、リアルタイムの雑音なしに純粋に味わえるのは、今から視聴を始める人の特権かもしれません。





