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ヒーローではないけれど視聴率・評価分析|OSTと現代病を描く独自設定

ヒーローではないけれど視聴率・評価分析|OSTと現代病を描く独自設定

アトリエの独り言

「ヒーローではないけれど」はチャン・ギヨンの除隊後復帰作としても注目されました。
主演作で視聴率に恵まれないことが続き、演技力議論が出ることもあった俳優です。
今回は視聴率も合格点だし、演技面でも難しいキャラクターをうまく消化して評価を高めました。

ファンタジージャンルのドラマですが、おとぎ話のようなドラマではなく、血の通ったヒューマンドラマ。
もしかしたらキャストの引きが強くないのかもしれませんが、豪華キャストではないところも、またドラマの味ですね。
韓国でも評判が良いドラマなので、ジャンルやキャストが好きならおすすめしたい作品です。

現代病に悩む超能力一家が描く癒やしのファンタジー

24年にJTBCで放送された韓国ドラマの「ヒーローではないけれど」です。
主演にチャン・ギヨン、チョン・ウヒ、コ・ドゥシム、スヒョンら。

特別な力を持っていた家族が、現代社会の悩みによってその力を失い、一人の女性との出会いで変化していく物語ですね。
ファンタジーとヒューマンドラマが融合した、心温まる再起のストーリーです。

ヒーローではないけれどの視聴率推移

初回は3.3%という視聴率でスタートした「ヒーローではないけれど」です。
2話の3.0%が自己最低視聴率になりますね。

その後は3~4%台で推移し、最終回で自己最高視聴率4.9%を記録しました。
24年はパク・ヒョンシク&パク・シネ(ドクタースランプで最終回6.5%)、イ・ボヨン(ハイドで同4.0%)ら大物キャストを起用してもやや低迷していたドラマ枠です。
それを思うと、4%台というのは決して悪い数字ではありません。

※数字はニールセンコリア調べ

ヒーローではないけれどの韓国での評価

今作はファンタジー、ロマンス、ヒューマン、成長、家族、犯罪ジャンル。
ファンタジー系にして、新鮮な素材で評判が良いですね。

超能力を失った理由を現代病にからめ、視聴者の共感を得ることに成功しました。
チャン・ギヨンが演じるギジュが超能力で過去に戻るシーンなど、きれいな演出も評価の高いところ。
※監督は「SKYキャッスル」の担当をしたチョ・ヒョンタクPD

ファンタジーなのに暗い?好みが分かれる「重さ」と「ルッキズム」の課題

一方で惜しい点も指摘されています。
序盤のストーリーテンポが遅いところはマイナスになります。
しかも家族の絶望やトラウマにスポットが当たるので、ドラマの雰囲気も重苦しいものになります。
ファンタジーやロマンスということで明るいドラマを期待していると、がっかりしてしまうかも。

また、スヒョンが演じたドンヒは特殊メイクで肥満キャラを演じています。
この特殊メイクが不自然な点はマイナス要素。
ちなみに、太ったことを不幸なこととして描くことも、現代には合わないという指摘も。

超能力を奪う「現代病」というリアリティ

ドラマの大きな特徴は、超能力を失う原因が「うつ病」や「不眠症」「スマホ依存」といった現代病に設定されている点です。
単なる超能力の喪失ではなく、誰もが経験するかもしれない心の病に絡めたことで、深い共感が生まれています。

名作の条件は「子役」にあり。パク・ソイの圧倒的な存在感とドラマの満足度

また、子役のパク・ソイが演じるイナも注目のキャラクター。
「相手の目を見ると心の声が聞こえる」という超能力が理由で、最も繊細で傷つきやすいキャラ。
そんなイナの成長ストーリーも見どころですね。

個人的に子役が重要なドラマは満足度が高まる傾向にあると考えるので、子役が活躍するドラマはおすすめしたいところです。

ヒーローではないけれどのOSTまとめ

ソ・スビン「Walking with you」

イ・ソラ「I See You」

イ・スンヨル「Laputa」

参照

Namuwiki

聯合ニュース

ISPLUS

Newsen

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