ザ・キング永遠の君主の評価と視聴率は?豪華OSTも霞む酷評の理由を分析 - 韓流アトリエ~気になるニュースとドラマ、視聴率や評価を読み解く~
最新の韓国ニュースを独自の視点で。視聴率やドラマへの厳しい声も、忖度なしの言葉で綴ります。

ザ・キング永遠の君主の評価と視聴率は?豪華OSTも霞む酷評の理由を分析

ザ・キング永遠の君主の評価と視聴率は?豪華OSTも霞む酷評の理由を分析

アトリエの独り言

キム・ウンスク作家の話題作「ザ・キング」です。
同作家の過去作主演イ・ミンホとキム・ゴウンの共演でも話題に。
放送開始後はPPLをはじめとした、多くの議論が話題になった。

放送当時には日本のイ・ミンホファンですらSNSに批判的なコメントが多かったドラマです。(反日描写が目立った)
なんだかんだ日本のファンはキュンキュンコメで溢れると思っていたのに、意外でしかありませんでした。
それでもマニア層を形成したドラマなので、キム・ウンスク作家のファンは見てみるのも良いかもしれませんが・・・。

日本の視聴者の口コミを見ると、イ・ミンホが好きだからという理由で見るのはガッカリする可能性があるので、おすすめしにくいところ。
韓国では酷評されているドラマなので、おすすめはしにくいのが本音ですね。

並行世界を舞台にした壮大なファンタジーの葛藤

20年にSBSで放送された韓国ドラマ「ザ・キング:永遠の君主」です。
主演にイ・ミンホ、キム・ゴウン、ウ・ドファン、キム・ギョンナムら。

ヒットメーカーであるキム・ウンスク作家が脚本を手掛けております。
二つの並行世界(パラレルワールド)を舞台にした圧倒的なスケールの物語として、20年最大の大作と目されていました。

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ザ・キング永遠の君主の視聴率推移

回次(区分)全国視聴率
1回 1部10.1%
1回 2部11.4%
2回 1部8.4%
2回 2部11.6%(最高)
3回 1部7.8%
3回 2部9.0%
4回 1部8.0%
4回 2部9.7%
5回 1部7.6%
5回 2部8.6%
6回 1部7.4%
6回 2部10.3%
7回 1部7.0%
7回 2部8.1%
8回 1部6.1%
8回 2部8.1%
9回 1部5.8%
9回 2部6.3%
10回 1部6.4%
10回 2部7.8%
11回 1部5.2%(最低)
11回 2部6.6%
12回 1部6.1%
12回 2部8.1%
13回 1部5.6%
13回 2部7.7%
14回 1部5.7%
14回 2部6.7%
15回 1部5.9%
15回 2部8.1%
16回 1部5.8%
16回 2部8.1%

初回は11.4%とまずまずの視聴率でスタートした「ザ・キング」です。
しかし2話の11.6%が自己最高視聴率と数字を伸ばすことができませんでした。
3話以降は二桁を記録したのも1度だけ・・・。

11話で自己最低視聴率5.2%、最終回16話は8.1%に終わっています。
全話平均視聴率は7.6%となっています。

7.6%というのは同枠ドラマで1年前の「緑豆の花」の6.6%以来の低視聴率。
20年は「ストーブリーグ」「ハイエナ」と二桁超えが続いていたのに・・・。

興行不敗のスター作家キム・ウンスクが、初めて興行に負けたと記憶される作品です。
最もネットフリックスの版権だけで製作費をペイできたので、必ずしも興行失敗とは言えません。
それはドラマの力ではなく、キム・ウンスク作家とイ・ミンホの力ですけどね。

※数字はニールセンコリア調べ

ザ・キング永遠の君主はつまらない?韓国でのリアルな評判と評価

今作はファンタジー、アクション、ロマンスジャンルになります。
「相続者たち」のイ・ミンホと「トッケビ」のキム・ゴウンの再会という、夢のようなキャスティングに放送前から大きな注目が集まりました。

しかし、韓国での評価は非常に厳しいもので、期待値の高さもあり「近年最大の失敗作」という不名誉な声が上がっています。
※その不名誉な称号は翌21年に「智異山」が、25年に「星がウワサするから(再びイ・ミンホ主演)」が更新

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複雑な世界観と「浮いてしまった」名台詞の誤算

マイナスポイントとしてあげられるのが、設定の難しさです。
並行世界(パラレルワールド)の概念が複雑で、ストーリー展開がわかりにくいと批判されました。
ミステリー要素がわかりにくいため、ロマンスの没入度も下がったとされる。

そしてキム・ウンスク作家の代名詞であるキザで甘いセリフが不評です・・・。
元々好き嫌いがハッキリ分かれるポイントですが、今作ではロマンスの没入度が低かったことでより批判が増しました。
結果的にキャストの演技議論に発展するなど、とにかくセリフが浮いてしまいました。

酷評の裏で熱狂を呼んだ、マニア層の支持とキム・ウンスクの世界

ただし、キム・ウンスク作家の世界観が好きな視聴者には人気で、マニア層を形成したドラマではあります。
なんだかんだ視聴率も最終回で8%台を記録していますからね。
ちなみにOST人気も高く、さすが大作ロマンスドラマと思わされます。

没入感を削いだ演出と脚本のミスマッチ

ザ・キングを語るうえで避けて通れない批判が、過剰なPPL(間接広告)です。
BBQチキンをイ・ミンホが「天下一の味」と食レポしたり、ジョージアのコーヒーが皇室の味と同じと語られます。
とにかくPPLが多いことから、「PPL・キング」や「鶏・キング: 紅参の君主」という別称も。
PPL・キングはまだしも、「テレビショッピング」というストレートな別称すらあります。

主演二人がまるで「営業マン」の悲哀。没入感を破壊した露骨な演出

キム・ウンスク作家のドラマは注目度が高いため、どうしてもPPLは多くなってしまいます。
それでも「ミスター・サンシャイン」の高級食器や「トッケビ」のスマホなど、PPLを上手く劇中に馴染ませた演出もあります。

そこれが今作はストーリー性を無視した露骨な宣伝が続いたことで、ドラマが安っぽくなってしまいました。
イ・ミンホやキム・ゴウンも営業マンのようで気の毒と同情の声が上がる始末。
あまりにも過剰な広告で、放送通信審議委員会から警告処分も受けています。

製作費回収と没入感のジレンマ。商業主義が招いた広告演出の限界

注目度が高ければスポンサーもたくさん付くし、莫大な製作費を回収するために広告が必要な面もあるでしょう。
ある程度はPPLが入るのも仕方がないと視聴者側も理解をしないといけませんが、あまりに露骨な宣伝は見ていて邪魔でしかないですからね。

ドラマを純粋に楽しみたいファンにとって、ストーリーを中断してまで差し込まれる商品紹介は、没入感を削ぐノイズでしかないです。
ザ・キングは広告の演出を完全に見誤ったと言ったところです。

ザ・キング永遠の君主のOSTまとめ

DAVICHI「Please Don’t Cry」

Zion.T「I Just Want To Stay With You」

ファサ(MAMAMOO)「Orbit」

キム・ジョンワン「Gravity」

ヨンジュ「Maze」

ハ・ソンウン「I Fall In Love」

ソヌ・ジョンア「You Can’t Stop It From Bloomming」

ポール・キム「Dream」

GAEKO,キム・ナヨン「Heart Break」

ZICO,WENDY(Red Velvet)「My Day Is Full Of You」

Gummy「My Love」

ファン・チヨル「Quiet Night」

ONESTAR,キム・ジェファン「You’re My End and My Beginning」

参照

Namuwiki

聯合ニュース

中央日報

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