生き残るために名前を捨てた女性の物語
24年から25年にJTBCで放送された韓国ドラマの「オク氏夫人伝」です。
主演にイム・ジヨン、チュ・ヨンウ、キム・ジェウォン、ヨヌ。
名前も身分も、さらには夫までもが偽物という数奇な運命を背負った女性と、彼女を守るために命をかける男たちのストーリー。
オク氏夫人伝の視聴率推移
初回は4.2%という視聴率でスタートした「オク氏夫人伝」です。
1話が自己最低視聴率という良い傾向。
序盤から口コミで評判を呼び、9話で二桁の大台を突破するなど、順調な伸びを見せていましたね。
その後、再び一桁推移を見せるなど伸び悩みましたが、最終回16話では反発を見せました。
自己最高視聴率となる13.6%を記録し、有終の美を飾っております。
当時は低迷していたJTBCのドラマ枠ですが、良い数字を残しましたね。
※数字はニールセンコリア調べ
オク氏夫人伝の韓国での評価
今作は仮想時代劇、ヒューマン、法廷、ロマンス、スリラーなどのジャンルになります。
主演のイム・ジヨンが、芯の強いヒロインを熱演し高く評価されました。(衣装もよく似合う)
彼女にとって今作が時代劇での初ヒロインとなりましたが、安定した演技力で没入度を一気に引き上げたようです。
チュ・ヨンウとのケミも好評で、2人の切ない関係性に多くの視聴者が惹きつけられました。
また、法廷やミステリー要素もあるため、ただのロマンス時代劇とは違う重厚さがあったのも良いところ。
仮想時代劇ゆえの宿命か。リアリティを巡る現地視聴者の本音
とはいえ、良い評価ばかりではありません。
フィクション時代劇とはいえ、時代劇としてはリアリティに欠けるという指摘。
例えば主人公は現代でいう弁護士のようなキャラですが、当時の女性の厳しい地位や立場を考えると飛躍しているとの声があります。
当時の価値観よりも現代の価値観、セリフのイントネーションも現代的とされる。
歴史の正確性よりも優先すべきもの
これらの要素は日本の韓ドラファンには、さほどマイナス要素にはならないとは思います。
そもそも歴史の専門家でもない作家が、忠実に時代劇を書くのは難しいでしょう。
現代風のアレンジに賛否あるのは仕方がないですね。
ただし、速いストーリー展開は好評だけど、急展開ともいえる描写は賛否あり。
イム・ジヨンが魅せた新たなハマり役
イム・ジヨンと言えば出世作「ザ・グローリー」のパク・ヨンジン、「庭のある家」のチュ・サンウンと、悪役演技が話題になってきた女優さん。
今作はその悪役の強烈なイメージを覆し女優としての評価を高めています。
過酷な運命に翻弄されながらも、知恵と勇気で道を切りひらく姿は、多くの女性視聴者の共感を集めました。
知能派のヒロインというのが時代劇にして現代的で、視聴者人気を得た面がある。
女性の憧れの対象ですね。
女性の活躍は時代劇としてはリアリティに欠けたのかもしれませんが、イム・ジヨン自体は文句なしの好評です。
オク氏夫人伝のOSTまとめ
ウィンター(aespa)「HUNJUNG YEONSUH」
Ailee「DANSIMGA」
リア(ITZY),チュ・ヨンウ「WOODAHE」
Danny Koo「THE TALE OF LADY OK」
BUMJIN「The Reason Is Love」
アトリエの独り言
悪役のイメージも強かったイム・ジヨンがヒロインとしての確固たる実力を見せつけた気がします。
時代劇に現代的な感覚を取り入れるのも、大衆受けするのではないでしょうか。
実際に高視聴率を記録したドラマですし、大衆性はありました。
ということなので、ジャンルやキャストが好きなら見てみると良いドラマですね。