生死を分けた山中での処刑
韓国ドラマ「夜になりました」の登場人物であるキム・ドンヒョンです。
ドンヒョンを演じているのはド・ビョンフン。
ヒョノと同じ柔道部のキャラクターですね。
ドラマの前半で強烈なインパクトを残したキャラクター。
※ネタバレ表現あり
生死を分けた山中での処刑シーン
ドンヒョンの死は作中でも特殊なケースとして描かれました。
作中で唯一、建物周辺ではなく山中で命を落としたキャラクターですからね。
彼はエリア内の白い線から出てしまい、ルール違反という形で処刑され、かなり残酷な描写で亡くなっています。
生存本能か、それとも殺意か。ソミがドンヒョンを突き放した真実
気になったのは、ドンヒョンの死とソミの関係性です。
ドンヒョンがエリア外に出てしまったのは、ソミが突き放したことが直接的な原因ではあります。
ですから、ソミが殺したという意見もあります。
しかし足場の悪い山中の下り道、バランスを崩したドンヒョンがソミにしがみついたという事実があります。
ソミがドンヒョンを突き放したのも、道連れにされないためには仕方のないことになります。
普通の女子生徒が男子生徒にしがみつかれたところで、助けることは無理でしょう。
道連れにされないようにすることで精いっぱいです。
仮に男子生徒であっても、ドンヒョンは体格のいい柔道部員ですから、助けることができなくても不思議ではありません。
ただし、ソミがドンヒョンに近づきすぎなので、バランスを崩したのもソミが原因の可能性あり。
ソミが押したからバランスを崩したという疑惑もぬぐい切れません。
物語を加速させるための犠牲
そもそも安易にライン外に近づきすぎたという指摘もあります。
ソミにせかされたとはいえ、柔道のエリート選手なんですから、堂々とした姿を見せてほしかった気もします。
山中に向かったメンバーは死の危険を冒していたわけですし、もっと緊張感があっても良かったな。
とはいえ、そこはドラマを劇的に動かすための犠牲ともいえる。
あそこで誰かが死ぬ必要があるなら、ドラマ的にはドンヒョンしかいないですからね・・・。
ドンヒョンというキャラクターの光と影
ドンヒョンというキャラクターは、単純な「善人」とも「悪人」とも言い切れないものがあります。
ギョンジュンの台詞から、ドンヒョンは柔道の国家代表を狙えるほどの実力者だったと思われる。
そしてヒョノと一緒に、いじめられているジュウォンとダボムを助けるシーンがありました。
このことからヒョノと同じように頼もしい印象もあるキャラクターですが・・・。
善人に見えたのはヒョノの隣だったから?
一方で、セウンのディープフェイク動画が拡散されたときには嘲笑うなど、善人キャラとは言い難いシーンもあります。
※ヒョノは回想シーンに登場していないので、笑うシーンはない
そもそも、ダボムらを助けるシーンもヒョノの横にいるだけで、自発的に助けてようとしているわけでもなさそうでしたからね。
必ずしも悪人とも言い切れず、周囲の空気に流されやすい普通の高校生と言える。
この点は100%善人キャラだったヒョノとの違いになりますね。
そしてヒョノと一緒にいたから、善人キャラに見えただけなのかも。
アトリエの独り言
ドンヒョンの場合は、どうしてもヒョノと比較されてしまいます。
ヒョノは不良生徒を制圧する場面もあるし、ナヒに優しく接する場面も素敵。
早期退場が非常に惜しまれるキャラクターです。
その点、ドンヒョンはこれといった見せ場はゼロです。(処刑シーンが作中でもトップクラスに残酷という特徴がありますが)
もしもの話をすれば・・・。
山中では生き残り、ヒョノと一緒に不良生徒を制圧しダボムを救出。
結果、不良生徒に恨まれてヒョノの代わりに殺されてしまう。
夜のパニックの場面で死ぬのがヒョノではなく、ドンヒョンであればと思わされてしまう。
ヒョノの魅力が強すぎるので、ドンヒョンはヒョノの引き立て役にしかなれない運命だったのかも。