復讐の化身ヨン・スジョンの視聴率と評価は?結末の消化不良感を分析 - 韓流アトリエ~気になるニュースとドラマ、視聴率や評価を読み解く~
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復讐の化身ヨン・スジョンの視聴率と評価は?結末の消化不良感を分析

復讐の化身ヨン・スジョンの視聴率と評価は?結末の消化不良感を分析

豪快ヒロインが痛快に暴れ回るロマンス復讐劇

2024年に韓国MBCで放送された連続ドラマ「復讐の化身 ヨン・スジョン」です。
主演オム・ヒョンギョンの出産後復帰作であり、相手役にソ・ジュニョン、さらにクォン・ファウンやイム・ジュウンが脇を固めた話題作です。

現代の巨商イム・サンオクを夢見る型破りな女性ヨン・スジョンが、運命の悪縁や裏切りに立ち向かい、愛と正義を掴み取っていくロマンス復讐劇です。

復讐の化身 ヨン・スジョンの視聴率推移

全124話 視聴率一覧を開く(タップで展開)
回次全国視聴率
1回5.9%
2回4.6%
3回3.8%(最低)
4回4.5%
5回4.1%
6回4.6%
7回4.1%
8回4.7%
9回4.4%
10回4.4%
11回5.5%
12回4.7%
13回4.5%
14回4.2%
15回3.8%(最低)
16回4.8%
17回4.3%
18回4.2%
19回5.0%
20回4.3%
21回5.3%
22回4.4%
23回4.4%
24回3.9%
25回4.7%
26回4.8%
27回4.6%
28回4.8%
29回4.9%
30回4.2%
31回5.1%
32回4.2%
33回4.5%
34回4.8%
35回4.7%
36回4.4%
37回4.3%
38回4.6%
39回4.6%
40回4.1%
41回5.1%
42回5.8%
43回5.0%
44回5.0%
45回4.9%
46回5.3%
47回5.9%
48回4.4%
49回4.4%
50回4.3%
51回5.4%
52回5.7%
53回5.2%
54回5.1%
55回4.9%
56回5.8%
57回5.4%
58回4.6%
59回5.3%
60回4.9%
61回5.8%
62回5.3%
63回5.3%
64回5.7%
65回5.9%
66回6.2%
67回5.9%
68回5.8%
69回5.8%
70回5.7%
71回6.3%
72回6.0%
73回5.8%
74回5.4%
75回5.5%
76回6.5%
77回5.5%
78回5.7%
79回6.1%
80回5.9%
81回6.0%
82回5.8%
83回5.5%
84回6.3%
85回5.7%
86回6.2%
87回5.7%
88回6.6%
89回5.6%
90回5.2%
91回6.6%
92回6.0%
93回6.1%
94回6.2%
95回6.1%
96回7.2%(最高)
97回6.7%
98回6.7%
99回6.9%
100回6.5%
101回6.7%
102回6.0%
103回6.7%
104回6.9%
105回6.7%
106回6.1%
107回6.4%
108回5.5%
109回6.3%
110回6.1%
111回6.3%
112回6.3%
113回5.9%
114回6.6%
115回6.5%
116回6.3%
117回5.9%
118回6.2%
119回6.8%
120回6.2%
121回6.9%
122回6.3%
123回6.6%
124回7.1%

※データ出典:Nielsen Korea基準

初回5.9%という手堅い数字でスタートを切った「復讐の化身 ヨン・スジョン」です。
序盤の3話や15話で記録した3.8%が自己最低視聴率となりました。

数字は伸び悩み、96話で自己最高視聴率7.2%を記録しています。
その後も6%台での推移で、最終124話は7.1%まで持ち直したものの、序盤からの推移を見れば誤差の範囲。
全体を通して厳しい数字にとどまりました

※数字はニールセンコリア調べ(全国基準)

復讐の化身 ヨン・スジョンはつまらない?韓国でのリアルな評判と評価

今作はロマンス、ファミリー、復讐劇が入り混じるジャンルです。
韓国で好評を集めたのは、ヒロインを演じたオム・ヒョンギョンの持ち味である明るさとサバサバとしたキャラクター性です。

オム・ヒョンギョン特有の「重苦しさを吹き飛ばす陽のエネルギー」

連続ドラマの復讐劇ヒロインといえば、悲劇のヒロインとして涙を流し続けるか、復讐の鬼と化して冷徹になるかの二極化になりがちです。
しかし今作のヨン・スジョンは、どんな理不尽な目に遭っても「絶対に湿っぽくならない」タフさを持っています。

オム・ヒョンギョン自身の持ち味であるサバサバとした気風の良さが役柄に完璧にハマっており、怒鳴り合ったり取っ組み合いになったりするシーンでも、どこかコミカルでからっとした爽快感がありました。
「理不尽に耐え忍ぶだけのヒロインを見ていてストレスが溜まる」という連続ドラマあるあるを序盤でうまく回避できていたのは、間違いなく彼女の演技力とキャラクター設計の功績です。

「スカッとする瞬間(サイダー)」が極端に少なく、ストレスが蓄積する構成

一方で、ストーリー展開に対しては極めて手厳しい批判が相次ぎました。
連続ドラマの最大の快感は、「悪だくみで痛い目を見せられた後、ヒロインが機転を利かせてやり返す」という攻防のリズムにあります。
ところが今作は、悪役側が仕掛ける罠や悪事が次々と成功する一方で、ヒロイン側の反撃が常に空振りに終わる、あるいは決定打に欠ける展開が延々と続きました。

悪事が暴かれそうになっても、偶然のトラブルや都合の良すぎる邪魔が入ってうやむやになり、悪役がその場を切り抜けてしまうパターンが多すぎました。
韓国の視聴者が言う「コグマ(サツマイモを食べたときのように喉が詰まるような息苦しさ)」ばかりが積み重なり、肝心の解放感(サイダー)が得られないまま話数が進んでいくため、日々の視聴が精神的な苦行になってしまう大きな要因でした。

伏線や設定の回収が雑で、積み上げを放棄したかのような幕引き

120話を超える長編ドラマにおいて、視聴者は「登場人物たちが積み重ねてきた因縁が、最後にどう清算されるのか」を見届けるために毎日の放送を追いかけます。
しかし今作は、悪役たちの過去の悪行や隠されてきた真実に対する決着のつけ方が極めて大味で、散りばめられていた因果関係を丁寧に回収することを放棄したような印象を与えてしまいました。

毎日の放送を追うのが次第に苦行へと変わっていった最大の原因が、まさにこの「コグマ展開の長期化」でした。
数カ月間ドラマに付き合ってきた視聴者ほど、最後に梯子を外されたような脱力感を味わう羽目になりました。

二番目の夫との比較で見えるヒロイン像と結末の明暗

オム・ヒョンギョンの代表作であり同じMBC連続ドラマのヒット作「二番目の夫」と比較すると、ヒロイン像と物語の着地点に大きな違いが見えてきます。

「二番目の夫」が愛する家族や子供を奪われ、どん底から這い上がって復讐に身を捧げる壮絶なサスペンスだったのに対し、今作はベースに明るさとタフさがありました。
悲劇を背負いながらも、どこかあっけらかんとした強さで突き進むヨン・スジョンは、前作のボン・ソンファとはまったく違う魅力を放っています。

悪女との対立構造の違いと因果応報のカタルシス

さらに、悪女との対立構造にも違いがありました。
「二番目の夫」ではドロドロとした愛憎の果てにある壮絶な因果応報が描かれたのに対し、今作でのチェ・ヘラ(イム・ジュウン)との攻防は、ビジネスの現場も巻き込んだ火花散るプライドのぶつかり合いです。
しかし、「二番目の夫」がきっちりと悪人を裁いて視聴者にカタルシスを与えたのに対し、今作は最後まで消化不良な決着に終わってしまい、復讐劇としての完成度には大きな差がついてしまいました。

復讐の化身ヨン・スジョンを見届けたアトリエ猫が「役者の演技は最高だった。でも、爽快な結末を期待して追うと、かなり梯子を外されるぞ…」と語り、キャストの好演と結末のカタルシス不足について実体験から率直に注意を促す単一コマ漫画。

アトリエの独り言

出産を経てお茶の間に帰ってきたオム・ヒョンギョンをはじめ、キャストの演技そのものは非常に評判の良いドラマです。
ただ、復讐劇で最も重要とされる「悪事への断罪」と「スカッとする爽快感」が完全に抜け落ちてしまった結末は、あまりにも残念です。

最終回のラスト数分で強引に片付けられた2人の結末や、投げやりにも思える幕引きを見せられてしまうと、全124話という長い時間をかけて追いかけるにはどうしても徒労感が残ってしまいます。

どれだけキャスト陣が好演していても、肝心の脚本がこれでは手放しで満足するのは難しいところ。
結末にしっかりとしたカタルシスや納得感を求める人には、正直なところおすすめしにくいドラマですね。

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