アトリエの独り言
ミステリー要素では、中だるみが指摘されているドラマです。
それでも視聴率が停滞するどころか上昇していったのは、イ・ジョンウンとチョン・ウンジの2人1役ヒロインの人気が大きな理由。
自分を否定し続けてきたヒロインが、他人の姿を借りて初めて「自分の価値」に気づいていく、深い自己肯定のストーリー。
ファンタジー、ヒューマンドラマとして新鮮な設定で大衆性のある作品になりました。
チェ・ジニョクは大衆性のあるドラマになかなか恵まれてきませんでした・・・。
ようやく大衆性のあるドラマに巡り合えた感があるので、彼のファンは見た方が良いですね。
昼と夜で姿が変わる、20代と50代の奇妙な二重生活
24年にJTBCで放送された韓国ドラマの「Missナイト & Missデイ」です。
主演にイ・ジョンウン、チョン・ウンジ、チェ・ジニョク。
なかなか就職が決まらない20代の女性が、ある日突然、日が昇っている間だけ50代の女性に変身してしまうという物語ですね。
Missナイト & Missデイの視聴率推移
初回から3.99%という、JTBCの週末ドラマとしては順調なスタートを切った「Missナイト & Missデイ」です。
2話で3.6%という自己最低視聴率を記録しましたが、そこからは順調に数字を伸ばしています。
最終回16話で自己最高視聴率11.7%を記録し、有終の美を飾りました。
放送終盤にはパリオリンピックの中継と重なるという不運もありましたが・・・。
それでも視聴者の関心を離さず、むしろ数字を伸ばしたのは凄いところ。
放送時間も22時30分からという遅い時間帯なのに、高視聴率を記録したのも凄いですね。(しかも非地上波の総合編成チャンネルで)
※数字はニールセンコリア調べ
Missナイト & Missデイの韓国での評価
ジャンルはラブコメ、ファンタジー、スリラー、ミステリー、オフィスなど。
2人1役を演じたイ・ジョンウンとチョン・ウンジの演技力が、圧倒的な高評価を得ています。
話し方や走り方、困ったときのちょっとした仕草までシンクロ率が非常に高い。
姿が変わっても視聴者が違和感なく見れたのは、没入度が高まった大きな要素です。
また、就職難にあえぐ20代と、年齢を理由に社会から疎外された50代という、現代人が抱えるリアルな悩みを描いたのも良い要素。
世代を超えた共感を得るヒューマンドラマとして、大衆性を生みました。
完璧ではない?視聴者が指摘する惜しいポイント
もちろん、惜しい点がないわけではありません。
連続殺人を追うスリラージャンルの要素もあるドラマになりますが・・・。
ミステリー要素は終盤に展開が強引という評価を受けています。
ロマンスのパートも駆け足で終わった感もあるところはマイナス要素になりますね。
チェ・ジニョクの新しい魅力とハマり役
このドラマは男主人公のチェ・ジニョクも重要なポジションです。
「昼のヒロイン」であるイ・ジョンウンとの友情のような関係と、「夜のヒロイン」であるチョン・ウンジとの切ないロマンス。
この関係性を上手く消化することで、ドラマの没入度を上げました。
チェ・ジニョクといえば、男主人公としての興行成功作に恵まれない印象のあった俳優です。
それが今作はハマり役で、ようやく大衆性のあるヒット作に恵まれましたね。
(後続作「子供ができました」では最高視聴率1.9%と再び興行失敗・・・)
Missナイト&MissデイのOSTまとめ
THE VANE「She’s back」
Sarah Kang「My Little Dream」
BOYNEXTDOOR「Lucky Charm」
JD1「I Like That」
チョン・ウンジ「Stay」
LAS「Day & Night」