チャン・ヒョンスンの性的スラングは何と言ったのか解説
元BEAST(現Highlight)のメンバーで、現在はソロ歌手として活動するチャン・ヒョンスン。
彼の有料ファンコミュニティでの発言が大炎上し、公式に謝罪する事態に発展しました。
Kstyleなど日本のニュースでは「性的スラング」「不適切な表現」とだけ濁されて報道されているため、「具体的に何て言ったの?」「なぜそんなに怒られているの?」と疑問に思う人も多いでしょう。
チャン・ヒョンスン、性的スラング使用が議論に…発言を謝罪「軽率に使用してしまった」https://t.co/gLzHalJDg2 pic.twitter.com/sPctZ3AdJW
— Kstyle (@Kstyle_news) May 23, 2026
何が起きた?炎上のキッカケとなった「ファンとの会話」
事の発端は、有料チャット内(fromm)でのファンとの何気ない雑談でした。
ファンがヒョンスンに、最近ネットで流行っている「ヤル」という言葉について質問したことから始まります。
「ヤル(야르)」とは?
韓国の若い世代が、ネット上で「よっしゃ!」とか「最高!」というニュアンスで使っている、無害な気分が良いときの流行語です。
ファンから「ヤルって言葉知ってる?」と聞かれたヒョンスンは、「知ってるよ」と答えた上で、「あれは、〇〇の完璧な代替品(代わりになる言葉)だよね」と返事をしました。
その「〇〇」に入れてしまった言葉こそが、韓国で絶対に使ってはいけない最悪の性的スラング「アンギモチ」です。
問題のワード「アンギモチ」と「アンギモッタックリ」の意味
ヒョンスンは、チャット内で具体的に以下のように発言しました。
「(流行語のヤルは)アンギモチの完璧な代替品だ」
「アンギモッタックリ」
「アンギモチ」とは?
日本の成人向けコンテンツで男優や女優が発する日本語の「気持ちいい」という喘ぎ声が元ネタです。
韓国の過激な男性ネット配信者が、これを面白おかしく「アン・ギモチ!」と大袈裟に叫んで真似したことから、ネット上で広まりました。
つまり、根源が完全に「下ネタ(性的スラング)」ということですね。
「アンギモッタックリ」とは?
これは「アンギモチ」という言葉を使った、ネット上の悪ノリの派生語(キメラ言葉)です。
韓国語でキツツキのことを「ッタックリ」と言うのですが、「アンギモチ」の後ろにリズム良く「ッタックリ」をくっつけて、「アンギモッタックリ」という呪文のようなふざけた言葉を作って喜ぶ文化が一部のネット空間にありました。
※日本語でいうと「激おこぷんぷん丸」のような、リズミカルな造語
ファンが猛反発した理由
これを受けてファンは「その言葉は絶対にダメ!」「どこに行っても使わないで!」と必死に止めました。
理由は単なる下ネタではなく、社会的に激しい差別や侮辱を意味する言葉になっているからです。
極右コミュニティ「イルベ」による女性嫌悪への悪用
韓国には「イルベ」という、非常に攻撃的で男尊女卑傾向の強い悪名高きネット掲示板があります。
そこのユーザーたちが、この「アンギモチ」という言葉を、女性を性的にからかったり、見下したりする文脈で大量に悪用してきました。
そのため現在の韓国では、この言葉を使うだけで「女性嫌悪者」「イルベの住人」だと疑われるレベルのタブーになっています。
歴史の闇:元大統領への「故人侮辱ミーム」
さらに最悪なことに、この言葉は韓国の元大統領が亡くなった際の悲劇的なニュースを、ネット上で冷やかし、あざ笑うための不謹慎なネタ(ネットミーム)としても組み合わせて使われていました。
亡くなった人をネットで侮辱する行為は、一発で芸能生命が終わるほどの猛毒です。
それを知ってか知らずかチャン・ヒョンスンが発言したため、ファンは必至で静止しました。
#チャン・ヒョンスン(元 #BEAST)、ネットスラング使用の物議を謝罪…「その意味をちゃんと認識していなかった」https://t.co/bt5H5TJlFe
— Korepoコレポ (@Kkorepo) May 23, 2026
炎上を油に注いだ「ファンの忠告への逆ギレ」タイムライン
言葉自体の不適切さもさることながら、今回の炎上をここまで大きくしたのは、間違いを指摘してくれたファンに対するヒョンスンの「あまりにも失礼な態度」です。
ファンがチャット欄で、言葉の危険性をリアルタイムで必死に説明した際、彼は素直に聞き入れるどころか、ファンを煽り散らしました。
みずからの無知を反省するどころか、ファンを「説教してくるうっとうしい存在」として扱い、子供のようにおちょくった(エベベベと発言した)ことで、SNSや韓国の主要コミュニティで大炎上を招くことになっています。
有料チャット(fromm)というクローズドな空間だからこそ、アーティスト自身の素のモラルが完全に浮き彫りになった瞬間でした。
「バカバカしい失言」と拡散の早さが示すネットの恐怖
これは、あまりにもバカバカしい反応だと言わざるを得ません。
それと同時に、決して大人数(数万規模)が見ていたわけではないでしょうに、炎上に繋がってしまったネットの恐ろしさも感じました。
これが注目度の高い人気アイドルであれば、本当に一発で芸能生活が終わった可能性もありそう。
もっとも、そういうアイドルはこんな発言をしないでしょうけど。
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アトリエの独り言
事態の深刻さを受け、チャン・ヒョンスンは謝罪をすることになりました。
今回の件は差別や個人侮辱の意味は知らない可能性はありますが、単純に下ネタであることぐらいは本人も知っているはずです。
それを30代半ばの芸能人が使ってしまうというのは、大きな問題があります。
それだけでなく、ファンの忠告まで煽り返すようでは人間的に未熟という他ありません。
とはいえ、深い意味を知らずにネットスラングやネットミームを使ってしまうリスクは、誰にでもあることです。
一般人が使う分には知り合い相手に恥ずかしい思いをするぐらいでしょうが、芸能人の場合は今回のように炎上、今後の活動に大きな影響を与えるケースもあるでしょう。
ネットミームは使わないに越したことはなさそうですね。