アトリエの独り言
ヒロインが過去に戻って自分を苦しめた人々にやり返すというのは、復讐劇の王道パターンです。
実際に前半は人気も勢いもあったのですが、後半に失速してしまったのが残念なところ。
不人気であるオ・ユラ(BoA)のキャラクター次第では、大ヒットドラマになった可能性があります。
後半はスッキリ展開が減り苦しい展開が増えたのもマイナスですね。
視聴率だけ見れば大ヒットと言っても間違いではないですし、日本でもリメイクされた名作ではあります。
ジャンルやキャストが好きなら見てみるのも良さそうなドラマではありますね。
泥沼の復讐から始まる、痛快な人生リセット物語
24年にtvNで放送された韓国ドラマ「私の夫と結婚して」です。
主演にパク・ミニョン、ナ・イヌ、イ・イギョン、ソン・ハユン。
親友と夫の不倫を目撃した直後に殺されたヒロインが、10年前にタイムスリップして運命を変えていく復讐劇ですね。
どん底から這い上がり、自分を裏切った者たちに制裁を下していく姿が、多くの視聴者の心を掴みました。
私の夫と結婚しての視聴率推移
初回は5.21%という視聴率でスタートした「私の夫と結婚して」です。
1話が自己最低視聴率という良い傾向ですが、いきなり5%を超えるというのもケーブルテレビのドラマとしては高い水準。
※近年は地上ドラマでも5%は高いと言えますが・・・
10話で二桁を突破、最終回16話で自己最高視聴率11.95%を記録し有終の美を飾りました。
これはtvN月火ドラマ枠としては歴代2位の高視聴率です。
ちなみに歴代1位は「100日の郎君様」の14.4%。
二桁を突破してから、思ったほど数字が伸びなかったのが惜しかったですね。
それでも高視聴率ですし、全話平均視聴率は同枠ドラマ歴代1位になります。
※数字はニールセンコリア調べ
私の夫と結婚しての韓国での評価
今作はラブコメ、ファンタジー、復讐、オフィスジャンルですね。
人気ウェブトゥーンを原作とし、スピーディーな展開で人気だったドラマです。
復讐劇といえば辛い時期が長い作品が多いのですが、今作は辛い時期が比較的短くてスッキリする展開が続くのが高評価の理由になります。
スマートな知略から強引な展開への変化
しかし、後半に入るとドラマオリジナル要素が増え、そこが評価の分かれ目になります。
例えば前半のヒロインは未来を知っているという設定を生かし、知略を巡らせスマートな復讐をしていました。
それが後半に入るとマクチャンドラマであるような、力ずくの復讐になっていった点が「原作崩壊」と不評です。
追加キャストの登場と演出への違和感
またドラマオリジナルのオ・ユラの比重が増え、人気悪役のチョン・スミンの比重が減ったことも残念な要素。
さらにオ・ユラを演じているBoAの演技も不評です。(オーバーリップが気になった没入度が下がるという意見も)
実際に視聴率の伸びがなかった点が後半の不評を物語っていますね・・・。
ちなみにヒロインのパク・ミニョンに関しても、オフィスファッションがTPOに合わず、派手過ぎるという点が議論になった。
悪役コンビが牽引した異例の盛り上がり
この手のドラマは悪役が良いと盛り上がります。
今作はパク・ミンファンを演じたイ・イギョンとチョン・スミンを演じたソン・ハユンのコンビが高評価でドラマも盛り上げました。
ソン・ハユンは善人キャラを演じてきた女優。
特別出演以外では初の悪役キャラになるのですが、見事に消化して女優としての評価を上げました。
後半はストーリー展開が不評でしたが、それでも悪役人気があったため視聴率が落ちることはなかったと言われます。
悪役の活躍を楽しむドラマと言ってもよさそうです。
私の夫と結婚してのOSTまとめ
LYn「연극」
Vincent Blue「오늘부터」
CAR, THE GARDEN「내겐 아무 소원 남아있지 않아요」
キム・ソヨン「시간의 상처」
Kelley McRae「The Journey」