老犬ルイを巡る慈愛と復讐の余波
韓国ドラマ「ザ・グローリー」で話題になった、悪役チョン・ジェジュンが見せた愛犬ルイへの深い愛情です。
性格破綻者として描かれる彼が、老犬のルイに対してだけは飼い主の鏡のような姿を見せたギャップは、今も多くのファンの間で語り草となっています。
復讐劇の中で、唯一無傷で終わったとも、あるいは最大の被害者とも言えるルイについて触れてみたいです。
※犬種はコッカー・スパニエル
悪役ジェジュンが見せた慈愛
印象に残っているのは、自分の欲望には忠実でありながら、ルイに対しては献身的に尽くすジェジュンの姿です。
特に、ルイの毛が娘イェソルの気管支に悪いと知ったシーンは、多くの視聴者が「まさかルイを捨てるのではないか」と最悪の事態を予想しました。
「殺すのではないか」と、嫌な予感がしたのは僕だけではないはずです。
しかし彼はルイを殺すことも捨てることもせず、ただ丁寧に毛を剃り、清潔に保つことで共存を選びました。
身勝手な男であっても、言葉の通じない老犬を最後まで世話し続けるという責任感だけは持ち合わせていました。
この愛犬への愛情も、ジェジュンが人気キャラになった理由の1つですね。
復讐の果てに残されたルイの行方
ドラマの結末でジェジュンがこの世を去ったことで、ネット上では「ルイこそが復讐の最大の被害者だ」というジョークが飛び交いました。
1人残されたルイが飢え死にしてしまうのではないかという懸念もありましたが・・・。
「ルイのその後が見たかった」視聴者の切実な願い
ジェジュンが数日間家を空けてもルイが元気に過ごしていたことから、日常的に世話をする専門のスタッフを雇っていたと考えるのが自然です。(あるいは任せられる知人がいる)
おそらくルイはジェジュンの死後も、彼の両親が引き取るか、あるいは新しい里親の元で穏やかな余生を送っているのではないでしょうか。
動物愛護の観点から、ルイのその後の描写も欲しかったという意見もありますね。
「ルイのその後が見たかった!」という切実な声には同意します。
アトリエの独り言
ジェジュンの愛犬への設定について「悪役に深みを与える最高の演出」と高く評価する声が多いです。
一方でルイを大切にする姿は悪役の美化につながるとの声もあり、実際に人気が出ているので美化に繋がったところはあるでしょう。
そもそもジェジュンの悪人描写は、ドンウンに向けたものが少なめではありますしね。
ギャグキャラ要素もあるし、イェソルを取り戻したいというジェジュンを応援した視聴者が多いのも理解はできるキャラクターです。