持たざる者たちが仕掛ける爽快な反撃
2017年に韓国のKBS2で放送されたドラマの「最強配達人」です。
主演にコ・ギョンピョ、チェ・スビン、キム・ソンホ、コ・ウォニが名を連ねています。
夢も希望もない「ヘル朝鮮」と呼ばれた過酷な社会を舞台に、出前配達人たちが自分たちの力で成功を掴み取る青春サクセスストーリーです。
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最強配達人の視聴率推移
| 回次 | 全国視聴率 |
|---|---|
| 1回 | 3.5%(最低) |
| 2回 | 5.6% |
| 3回 | 4.3% |
| 4回 | 6.5% |
| 5回 | 4.6% |
| 6回 | 6.3% |
| 7回 | 6.2% |
| 8回 | 7.2% |
| 9回 | 5.2% |
| 10回 | 6.5% |
| 11回 | 5.8% |
| 12回 | 6.9% |
| 13回 | 5.4% |
| 14回 | 6.7% |
| 15回 | 5.1% |
| 16回 | 7.7%(最高) |
※データ出典:Nielsen Korea基準
初回は3.5%という低めのスタートだった「最強配達人」です。
1話が自己最低視聴率というのは良い傾向ですね。
折り返し8話で7.2%まで伸びていますが、その後も5~6%台の推移。
最終回ではやや反発を見せ、自己最高視聴率7.7%を記録しています。
地上波の金土ドラマ枠と考えても寂しい数字ではありますが・・・。
後続作は名作「ゴー・バック夫婦」ですが、最高視聴率は7.3%。
全話平均視聴率も最強の配達人5.8%、ゴー・バック夫婦5.7%ですから、そう悪い数字でもないですね。
※数字はニールセンコリア調べ
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最強配達人はつまらない?韓国でのリアルな評判と評価
今作はロマンスジャンルになりますね。
見終わった後にスカッとする「サイダー展開」が高評価です。
配達員たちが知恵とネットワークを駆使して反撃する姿が下克上の醍醐味です。
当時は新人だったキム・ソンホも良い演技を見せて評判が良いですね。
今やトップスターとなった彼の「原石時代」を拝めるだけでも、見る価値があるというものです。
中盤の「中だるみ」と批判される理由
ストーリーテンポの良いところも好評なのですが、中盤の中だるみが指摘されています。
同じパターンでの対立構造が続き、展開が予想できるようになっていったのはマイナス要素。
配達員たちが立ち上げる新事業の成功プロセスも都合が良すぎる、悪役がステレオタイプなどという批判もありますね。
あくまでもロマンスジャンルではありますが、ファンタジードラマというわけではありません。
悪役の魅力も大切ですし、サクセスストーリーのリアリティに欠けたのは残念なところと言えます。
リアリティを求める視聴者からすれば、「そんなに上手くいくわけないだろ」とツッコミを入れたくなるかもしれません。
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情熱だけで突き進む姿に元気をもらえる理由
今作最大のポイントは、コ・ギョンピョが演じるガンスのキャラクターです。
どん底の環境でも仲間を信じて突き進むガンスは、いまとなっては古臭い印象になってしまうのかもしれません。
しかし、不条理な格差社会に対して、拳ではなく知恵と団結、そして「おせっかい」を武器に立ち向かう姿は、現代を生きる視聴者に勇気を与えてくれました。
チェ・スビンが演じるヒロインのダナが、現実の厳しさに絶望しながらも、次第にガンスに感化されていく心の変化も大きな注目ポイントです。
ただの成功ストーリーに留まらず、若者たちが抱える「今の生活から抜け出したい」という切実な願いが丁寧に描かれている点が、この記事で強調したい魅力です。
脚本に粗さはあっても、熱量と爽快感でカバーしているドラマ。
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梨泰院クラスと比較して見えてくる魅力
似たような下克上ストーリーを扱ったドラマと言えば「梨泰院クラス」があります。
「梨泰院クラス」が復讐という重いテーマを軸に、ヒリヒリするような緊張感を持っていたのに対し、「最強配達人」はもっと明るく前向きなエネルギーに満ちています。
復讐劇のようなドロドロした要素は控えめですが、安心して楽しめる爽やかなドラマというわけですね。
より身近な「出前配達」というテーマを通じて、庶民の暮らしの延長線上にある成功を描いている点が、視聴者により親しみやすさを感じさせています。
最強配達人のOSTまとめ
チャン・ジェイン「Must Have」
コ・ギョンピョ「Lalala」
VANTA「Cartoon Romance」
The Barberettes「It’s Magical (feat.하림)」
ナ・ユングォン「End of A Day」
キソム,チェウォン(APRIL)「I Need You」
チェ・スビン「Love On My Way」
キム・ソヒャン「HOME」
Merry Round「See Me」
Oksu Sajinkwan「Between Us」
シンジェ「Can You Hear Me Now」
Giryeon「my star」
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アトリエの独り言
脚本のイ・ジョンウ作家は後に「太宗イ・バンウォン」、「高麗契丹戦争」を執筆しています。
時代劇を担当することが多いのに、今作ではラブコメというのが意外なところですね。
太宗イ・バンウォンの視聴率と評価。不祥事で汚れた大河復活劇の真実
韓国ドラマ「太宗イ・バンウォン」の全話視聴率と現地での評価を徹底分析。 6年ぶりの大河復活も、撮影事故が影を落とす結果となりました。 「六龍が飛ぶ」との違いや、32話という短尺化がもたらしたメリット・デメリットについても詳しく考察します。 続きは記事をチェック。
韓流アトリエ~気になるニュースとドラマ、視聴率や評判を読み解く~日本での評価も「普通に面白い」と言ったところで、ありがちなドラマだとは言えそうです。
緻密な伏線回収や徹底したリアリティを求める人には、少し内容が軽く感じられておすすめできないかもしれません。
どちらかと言えば、作品性よりもキャスト目当てで見るドラマでしょうね。
ドラマとしても酷評されているわけではありませんが、絶賛されているわけでもありません。
17年とやや古いドラマですし、いまから見るならキム・ソンホ目当てということになるのかもしれませんね。
キャスト目当てならばおすすめできるドラマです。





