九尾狐伝1938の視聴率とリアルな評価!つまらないと噂される罠 - 韓流アトリエ~気になるニュースとドラマ、視聴率や評価を読み解く~
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九尾狐伝1938の視聴率とリアルな評価!つまらないと噂される罠

九尾狐伝1938の視聴率とリアルな評価!つまらないと噂される罠

レトロファンタジーと圧倒的なアクションで魅せる九尾狐の新たな戦い

2023年にtvNで放送された韓国ドラマ「九尾狐伝1938」です。
主演にイ・ドンウク、キム・ソヨン、キム・ボム、リュ・ギョンス。

前作の現代から一転、混沌の1938年にタイムスリップしてしまった九尾狐のイ・ヨンが、現代に戻るために奮闘するファンタジーアクションドラマです。

九尾狐伝1938の視聴率推移

回次全国視聴率
1回6.463%
2回7.129%
3回5.233%
4回6.682%
5回5.533%
6回6.860%
7回5.324%
8回6.736%
9回4.988%
10回6.625%
11回4.728%(最低)
12回8.024%(最高)

※データ出典:Nielsen Korea基準

初回から6.46%という高い視聴率でスタートした「九尾狐伝1938」です。
シーズン1の最高視聴率5.8%も超える数字ですね。
最終回12話で自己最高視聴率8.02%を記録し、有終の美を飾りました。

ちなみに最終回前の11話で自己最低視聴率4.72%を記録しています。
これは「キム・サブ3」という強力な競合がいたのが理由です。(同日に14.9%を記録している)

よって今作はキム・サブ3と放送時間が重なる土曜日に視聴率を落としていますね。
日曜日は安定して6%を超える推移を見せています。
決して作品自体のパワーが落ちたわけではなく、当時の週末枠の激戦ぶりが伺えるリアルな数字の動きです。

※数字はニールセンコリア調べ

九尾狐伝1938はつまらない?韓国でのリアルな評判と評価

今作はレトロファンタジーをベースに、コメディやアクション、ホラーなど多様な要素を散りばめたジャンルになります。
特に前作よりコメディ要素がかなり強くなり、漫画のように誇張された設定とテンポの良い展開が視聴者を飽きさせませんでした。
シリアスな復讐劇やドロドロした愛憎劇に疲れ、純粋にワクワクできるエンタメ作品を探している人にとって、「スカッとできるドラマ」になっているのが今作の強みです。

新キャストのキム・ソヨンやリュ・ギョンスの存在感もすさまじく、キャラクターたちのケミも魅力的だと高い評価を受けています。
キム・ソヨンは前作のヒロインであるチョ・ボアとは完全に異なるタイプの「強くて、美しくて、ちょっとお茶目で執着心が強い」という強烈なキャラクター。
これがイ・ドンウク演じるイ・ヨンと対等に渡り合っていて爽快になる部分です。

視聴者がもどかしさを感じたマイナス評価の理由

一方で、シーズン1の16部作に対して12部作という短い枠になっています。
結果、ストーリーテンポが速いのは好ましいのですが、夜叉に関連するシーンなどエピソードを詰め込みすぎという指摘も見られます。

また、朝鮮の最後の山神という強力な肩書きを持つはずの主要キャラクターたちが、作中でずっと不安定でもどかしい行動を続けてしまった点もマイナス評価。
苦しい展開が続いたことで、一部でつまらないと感じてしまった視聴者もいたようです。

現地で物議?日本妖怪の設定へのリアルなツッコミ

韓国の主要コミュニティの書き込みを検証した結果、作中の敵として描かれる日本の妖怪たちに対して、現地ならではの厳しいツッコミが入っているのが面白いポイントです。
今作はいわゆる反日的な構図を含んでいますが、現地では「九尾狐だって元々は中国やアジア全体の伝承なのに、朝鮮の代表選手として前面に出すのは少し強引では」という冷静な声が上がっていました。

また、敵側のボスである天狗の設定についても、伝承に対する深い考察がなく、ただ有名だからと大雑把に持ってきたレベルだと指摘されています。
その結果、能力の発揮の仕方がその場のノリやご都合主義に見えてしまい、ファンタジーとしての緻密な設定や頭脳戦を期待していた韓国のマニア層からは「設定が浅すぎる」と厳しい評価を受ける原因になりました。

シーズン1と比較!ロマンスから漫画的展開への変化

ひとつの愛の物語をシンプルに突き進んだシーズン1と比較すると、シーズン2はドラマの方向性が180度変わっています。
シーズン1が人間の女性との切ないロマンスを主軸に置いていたのに対し、今作はレトロな世界観でのコメディや派手なバトルに全振りしています。

九尾狐伝の評価と視聴率を分析!つまらないと言われる理由と真の見どころ

韓国ドラマ「九尾狐伝」の視聴率推移と日韓のリアルな評価を徹底分析。 中盤の失速やロマンスのベタさから「つまらない」とされる理由とは? トッケビとの比較や、主役を喰ったイ・ドンウクらのブロマンスなど真の見どころを解説します。 詳細をチェック!

韓流アトリエ~気になるニュースとドラマ、視聴率や評価を読み解く~
イ・ドンウクとキム・ボムのブロマンスは健在

シーズン1のどこか重たいトーンや恋愛要素が苦手だった人からは、漫画のような世界観でスカッと楽しめる今作の方が圧倒的に面白いという声が多数上がっています。
恋愛要素をほとんどゼロにした点は個人的には好印象なのですが、前作が好きだった視聴者としては戸惑うところでしょう。

シーズン制ドラマというよりは、同じキャラが出ているスピンオフドラマの感覚で見た方がよさそうです。
ただし、前作でメインカップルより人気だったイ・ドンウクとキム・ボムのブロマンスは健在。
そこが好きだった方は引き続き見ると良いですね。

韓国ドラマ「九尾狐伝1938」の視聴スタンスを解説するイラスト。白黒のタキシード猫が前作のロマンス看板から痛快アクションコメディの看板へと掛け替え、前作とのジャンル激変に戸惑うファンに向けて「単体作品として飛び込むべき」という独自の誠実なアドバイスを視覚化した単一パネル漫画。

アトリエの独り言

近年のトレンドでもある12部作への短縮ですが、今作は中だるみを感じさせない展開で好評です。
しかし、脚本は詰め込み過ぎの指摘もあり、逆に時間が足りないという声も。
最終回ではシーズン3を暗示させる終わり方になったのですが、放送終了から3年が経った26年6月現在もシーズン3制作のニュースはありません。

肩透かしを食らわないための視聴スタンス

日本の口コミを分析しても、シーズン1とのギャップに対する戸惑いは見られます。
しかし、現地で物議を醸した「設定の甘さ」や「反日描写」への不満は、日本ではさほど気にならない様子。
それ以上に、イ・ドンウクとキム・ボムが魅せるブロマンスの破壊力や、頭を空っぽにして楽しめるアクションコメディとしての魅力が勝っている印象です。

正直なところ、前作の切ないロマンスを期待して見ると、肩透かしを食らうのは間違いありません。
「シーズン1のファンだからおすすめ」と安易におすすめができないジャンル変貌ぶりです。
むしろ今作は、前作を未視聴のまま「ぶっ飛んだ痛快アクションコメディ」として単体で見た方が、ノイズなしで楽しめる可能性を秘めています。

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